Berklee Summer Program – Stage Performance Workshop for Vocalist

yoshieYoshie Nakayama, from Tokyo, is a second semester Contemporary Writing and Production major and trombone principal. She also studies jazz vocals, and has a strong interest in a cappella.

こんにちは。ボストンも暑い日が続くようになり、夏本番に向かっているようです。
ヨーロッパからの留学生などが「蒸し暑い!」と言う度に、日本は湿度80%になるからボストンはマシと説明するのですが、イスラエルも日本と同様80%前後の湿度になるようで、びっくりしました。

さて、Berkleeでは夏期講習として色々なプログラムが開催されます。

主なものは5週間/12週間の授業を受けるものですが、他にも以下のような短期のプログラムが沢山用意されています。

Victor Wooten/Berklee Summer Bass Workshop
Berklee Percussion Festival
Vocal Summit
Musical Theater Summer Intensive
Paquito D’Rivera/Berklee Latin Jazz Program
Music Production Workshop
Berklee in Los Angeles: Contemporary Performance Program

こちらはVocal Summit Final Performanceの様子です。画像の左端をクリックすると他の写真もご覧いただけます。

ボーカルアンサンブルと一口に言っても、様々なジャンルでした。
特にアカペラ好きの私としては、VOX ONEのPaul Pampinella, New York VoicesのPeter Eldridge指導によるアンサンブルがあったのが興味深かったです。

そして、先週金曜に開催されていたステージパフォーマンスのワークショップを少し覗かせてもらいました。参加者は中学生から高校生のボーカリストで、講師陣はLivingston Taylor, Jeff Ramsey, Debra Byrd (American Idolのボーカル指導者),そしてLaurie Taylorです。
その中から、私はLivingston Taylorのワークショップと、Jeff RamseyとDebra Byrdによるワークショップを見学しました。

日本と大きく違うのは、先生からの問いかけに学生が積極的に発言するところです。大体発言が多い学生は決まっているのですが、日本より積極的な姿勢の人が多いです。日本は先生の発言中は発言してはいけないと教育されますが、こちらでは先生と学生の垣根が基本的にとても低いです。もちろん、先生によって日本の方式のように厳しくする人もいます。

ワークショップでは、まずはじめに講師が趣旨や念頭に置くべきことを説明し、その後で実際に受講生たちにパフォーマンスしてもらい、良かった点、直すと良い点を指摘するものでした。

私の中で印象的だった、演奏者の心構えとして大切な事柄をご紹介します。ボーカリストのためのアドバイスですが、どの楽器にも共通していることだと感じました。

 •あなたが稼ぐためには聴衆が必要だけど、聴衆はあなたを必要としていません。どういう理由で彼らはあなたにお金を払うでしょう。
 •もしあなたが自分自身に集中していなかったり、自分のやりたいことを理解できていなかったら、どうして聴衆があなたに集中/理解するでしょうか。
 •ステージ上にいる時、パフォーマンスと自己評価を同時に行わないこと。自分自身に「今はだめ!後で!演奏中はだめ。」と言い聞かせましょう。録音、録画して後で評価しましょう。
 •緊張せず、集中しましょう。
 •高音域=冬です。来ることがわかっているのだから、しっかり準備しましょう。
 •メッセンジャーになりましょう。そのためには歌詞の意味を理解していること。歌詞の暗記は言うまでもありません。
 •ステージ上にいる時、個々の聴衆を見て緊張するなら見ないこと。正面の壁を見ると良い。そのためには練習する時は鏡を見ましょう。ブロードウェイ俳優のような、遠くを見つけて視点があっていないような視線はNG。
 •演奏するより、より聴きましょう。他の楽器が何をしているか把握しましょう。
 •曲目一覧を作りましょう。少なくとも15曲。各ジャンルをそれぞれ2曲ずつピックアップできると尚良い。1曲歌うと聴衆はもう1曲リクエストするからです。歌える曲がなかったら、どうして「歌手です」と言えるでしょう。
 •何かの楽器を弾き語りする場合、演奏中に楽器を見なくて良くなるまで練習しましょう。楽器を保険代わりにしていませんか。楽器の後ろに隠れている内は、自己表現がしっかりできません。
 •その瞬間にしっかり意識を置いて、音楽をおろそかにしないこと。
 •心地よい状態でいること。
 •歌うとは、個々のお客さんとつながるための、メロディを使った会話です。

以上です。

なお、講師からお薦めアプリとしてAmazing Slow Downerというものが紹介されました。以前友達からも薦められたのですが、音楽のテンポを遅くして聞くことができるアプリで、聞き取るのに役立つそうです。

また、ジャズの音楽理論を学びたい人にお薦めのウェブサイトとして、musictheory.net が紹介されていました。
Berkleeに興味のある方、これから入学される方は、事前に学んでおくと役立つと思います。一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

では、今週も良い一週間をお過ごしください。

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