Interview with Walter Smith III!
RYO KONISHI – Berklee Performance Student from Japan! どうも皆様、お久しぶりです! ボストンにも春が近づき、漸く暖かくなってきました。 つい先日、僕の大好きなWalter Smith IIIがBerkleeにやってきて、クリニックとライブをしました! 今回はその時に幸運にもできたインタビュ−について書こうと思います。 彼はバークリー卒業のテナープレイヤーで、今や世界を駆け巡る素晴らしいアーティストです。 特にAmbrose AkkinmusireやTerence Blanchard等で有名ですね。 彼自身のアルバムも素晴らしいです。3枚程出ていた筈で、要チェック! 最初に話してみてびっくりしたのは彼がMusic Education(音楽教育科)の卒業生である事でした。 彼はヒューストンの芸術高校を卒業した後に友人達と共にBerkleeへ来たとの事でした。 (ジャズの音楽教育でとても有名。Kendrick ScottやRobert Glasperを輩出。) 音楽教育を選んだ理由は、地元のジャズフェスティバル等でレッスンをしている時に、 ジャズや即興の事などについて教えるのがとても面白かったから、だそうです。 (とても楽しそうに「とてもやりがいのあることの内の一つだ」と満面の笑みで。) 因に音楽教育のプログラムはとても忙しい事で有名で、入るのすら中々努力の必要な科です。 そんな中、どんな風に学生生活を送りながら、練習時間を捻出しているのかと尋ねると、 「大体朝9時から3時くらいまでは授業で、その後は夜中までリハやコンサートだから、 先ずは朝7時に起きて2時間ぐらい練習して、後は合間を縫って練習してた。」 とのこと。この時点で唖然です。 ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、真面目で一辺倒なタイプとは言い難い、 とてもフランクで気さくな人なのです、彼は。冗談もバンバン飛ばすし、 憚らずに言うなれば、クラスに一人はいる、面白い奴、みたいな感じなのです。 しかしながら、教育の面白さや、音楽哲学の事を話している目をみて、納得しました。 僕は以前にもWalterに会った事があり、その時に質問して、それから今回も質問しました。 それは「演奏や作曲の時に何を考えているのか」というものです。 彼は以前も今回も変わらず「写真や、イメージを思い浮かべる事が多い」と答えました。 それは僕らが写真を見た時にある程度同じイメージを持つものの、 毎回違った感触や、感想を抱くのと同じ様に音楽にアプローチしている、という事でした。 そしてその写真の一枚一枚が、楽曲であり、楽曲に対するアプローチの仕方であると。 それは毎回違っているし、見え方や伝わり方も、毎回違うよね、という話でした。 作曲に関して面白かったのは、 イメージで切欠を作った後はやはり色々なアイデアを試す、という話でした。 彼の家には膨大な量の作曲メモが眠っており、それを忘れた頃に引っ張りだしたり、 それから足したり、やっぱり駄目だったりの繰り返しだそうで。 でもコンセプトとしては、即興のベースになるだけの余裕を残そうとシンプルにするそうです。 それ故、サックスで作った曲はソロのツギハギみたいで全く好きになれないそうな笑 何かに縛られながら作曲するのも嫌いだそうで、兎に角ひたすら書きまくって、 音楽を聴いて、自然に出て来るものを大切に書き留めている事が良いと。 最近聴く音楽は友人の音楽や、アデーレ、本当に多岐にわたると。 (Rogan Richardsonが最初に出て来て、学生の頃から化けたと言っていました。) 最後に「次の10年何をしたいか」と、聞いたら「そりゃあ悪い質問だねえ」と。笑 今やっている事が、やりたい事でもあるし、この先2年のスケジュールは埋まっているので(!!!!!!)、 流れに任せてやっていくさ、との事でした。うーん。底が知れない感じがひしひしとします。 兎に角、本当に「良い人」というのが全体に滲み出ていて、 とても楽しいインタビューとなりました。 と、言う訳で今回はこれにておしまいです。 書く書くと言っている、友人達とのレコーディングや、 バークリーの日常生活に関するブログを近々書きたいと思います! それでは、また!
Recording session of my arrangement of "Have yourself a merry little christmas"!!
RYO KONISHI – Berklee Performance Student from Japan! お久しぶりです!またまた更新が遅れてしまいました。 遅れましたが、明けまして御目出度う御座います! 皆様はどんな年末年始を過ごしましたか?僕はNYCやカナダに旅行してました! クリスマス〜年末年始はNYCにいましたが、色々な人達の日々の過ごし方をみていました。 僕は東京出身で、12月末の東京の騒がしさに慣れていたので、 割と普段と変わらずに過ごすNYCの人達を見ていると、東京は楽しい忙しい街だなあと思っていました。 しかしながら年越しのブロードウェイは物凄い人ごみで大変でした。 小西は友人達と打ち上がって楽しい年越しでした。 さて、今日は僕がこの間やった、自分のジャズグループのレコーディングセッションの話をしようと思います! ボストンに来てからというもの、「自分の音楽」 について考える機会が多く、試行錯誤を繰り返していました。 やはり日本でジャズを専攻をしていただけあって、小編成での即興を中心とした演奏技術を高める所に意識が集中し、 そこで言うと、ボストンにいる学生達のポテンシャルに驚いて、負けじとに走るばかりだったのですが、 ひょんな事から自分のグループを組もうと思い、今のグループを結成しました。 自分でも気付いていた事だったのですが、やはりその作曲やアレンジをしていくうちに、 「ああ、これが自分が本当に作りたい音楽の欠片だな」と思う事があって、 そこに気付く事によって、「それならば」 と自分の演奏そのものにも練習しなければという意識がより生まれました。 つまり、まだまだ負けられない!って思う事も多いですが、それだけじゃなく、 何に向けて頑張っていきたいのか、という事がこのグループによって明確になってきました。 そんなバンドは去年からゆっくり動き始めて、およそ3回程レコーディングセッションをやってきました。 今回はその3回目のレコーディングのURLと数枚の写真を上げたいと思います! メンバーはミュージカルで現場が一緒だったり、普段からセッションをやってる仲間たちを呼んでのセッションでした。 楽器編成とメンバは トランペット 曽根麻央 アルトサックス 僕 テナーサックス 馬場智章 ファゴット ジェシカ・ガレスピー ヴァイオリン 中島優紀 チェロ ローマン・ソト パーカッション 二階堂貴文 ベース サンウク・ジュン ピアノ スエナガタカフミ ドラム 木村紘 です。中々無い編成なのですが、とっても自分のやりたい音楽に近い音が出るので楽しいバンドです。 リハーサル中やレコーディング中は自分では写真を撮れないので、撮ってもらった写真を載せます! ここは学校の中にあるスタジオで、MP&E(ミュージックプロダクション&エンジニアリング)という 、 学科を選択した人達が授業を行い、その課題を制作する現場です。 かなりしっかりとしたレコーディングスタジオで、予約するのにとても苦労する場所です。 しかしこの時は大先輩である塩田さん(エンジニア)の協力もあって4時間程のセッションでした。 しかし真夜中のセッションで、その前にリハーサルもしていたので、かなり大変なセッションでした。 まずはセッティング、そしてサウンドチェック、数回通して最終リハ、そして本番、と行った流れなのですが、 最初の二つくらいで大体2時間以上かかって、実際に演奏しているのは1時間以下とかなんですね。 本当に最初の段階での全体の時間把握で 全てが決まると言っても過言ではないですね。 しかしリハーサルをしてあったのが功を奏して、良い感じに録る事が出来ました。 この時は丁度クリスマス直前だったので、クリスマスソングの中でも好きだった、 Have yourself a merry little christmasをこのグループの為にアレンジしました。 元々はその前に友人と訪れたボストンシンフォニーのクリスマス演奏会で感動したのが、 この曲をやろうと思う切欠だったのです。 元々のメロディはそのままに、全ての歌詞を歌いきるまでを相当引き延ばしてアレンジしました。 色々な楽器の組み合わせの可能性を試しながら、一つの物語になる様に考えて作りました。 勿論、作曲〜録音の行程は大切なのですが、それと同様に、 そこからミキシング〜マスタリングという作業も相当大切になってきます。 録音が終わってから数日後、エンジニアの塩田さん宅で殆ど泊まり込みでのミキシング作業でした。 こだわってこだわって、出来た作品だったので本当に良いものになりました。 全員での集合写真はありませんが、勿論演奏のリンクをこちらに張っておきます。 https://soundcloud.com/ryo-konishi/have-yourself-a-merry-little これからもこのグループや、僕が参加するバンドや演奏会についての記事を書く事があると思います! その次の機会まで、また!
Interview with Chihiro Yamanaka!
RYO KONISHI – Berklee Performance Student from Japan! お久しぶりです。やはり記事を書くのは遅れてしまいますね。すみません。 今回は先日行われた山中千尋さんのクリニックとライブについてお書きしようと思います! 初めて日本人ミュージシャンのライブをバークリーで観る事となり、とても楽しみにしていたこのライブ! クリニックとライブ、そしてその後インタビューをさせて頂いて、今回は盛り沢山の内容になりそうです。 クリニックでは幾つかのバンドの演奏の後に、アドバイスをすると言う形を取っていましたが、 どのバンドに関しても一貫して言われていた事があり、それは音響と音楽全体の構成の事でした。 如何に楽器を効果的に使って、それを客席に届けて行こうかと言う事でした。 音響に関して言えば、今回クリニックが行われた場所でのそれぞれの楽器の聞こえ方や、マイクの使い方、 そしてそれを如何に効果的に使って行こうかという視点で話す事が多かった様に思います。 他にも2管編成のバンドの、かなり抽象的な楽曲があり、それに関してはソロの切り替えのポイント、 (トランペットからアルトに変わる時に、クロスフェードする様にふたりのソリストが交代した) その方法についてもっと明確な切り替えや、もしくは方向性があった方が良いとの事でした。 それはつまり、楽曲のイメージを伝えていく演奏を心掛けた方が良いのではないか、という意味に聞こえました。 そのクリニックの話の後で聴くコンサートと、その更に後でさせて頂いたインタビューは本当に興味深い物となりました。 山中千尋トリオのメンバーは皆、バークリーで学生生活を共にした仲間同士で行われ(クリニックも同様。)、 それぞれの楽曲が持つ個性と、その馴染み深いプレーヤー達で行われるコミュニケーションが前面にでたコンサートでした。 特に僕が感じたのは、楽曲に対する千尋さんの情熱と、 それを踏まえた上で交わされる楽曲への他ふたりからのアプローチで成り立つコミュニケーションの暖かさでした。 ライブの模様はこちらで見ることが出来ます! http://www.npr.org/event/music/162828526/chihiro-yamanaka-trio-live-at-berklee?autoplay=true ライブの後にゆっくりインタビューをさせて頂いたのですが、 音楽は当たり前ながら、文学、現代アート等、本当に視野が広いという事に感動しました。 30分のインタビューの模様を頑張って12分程度に編集しましたので、 是非御覧下さい!来週は作曲家の友達を紹介したいと思います! http://youtu.be/rkzjzWc9NeU
Newport Jazz Festival!!
今日和!小西です。 今回は夏の間にいったNewport Jazz Festivalについて書こうと思います! ボストン周りでは年に数回大規模なジャズフェスがありまして、 先週あたりにもBean Town Jazz Festivalというバークリー主催(協賛かな?)のフェスもありました! Bean townは割とバークリー講師や卒業/在学生が多かったりしますが、 なんといってもNewportは歴史と伝統に溢れたもう開催数十年の超大規模フェスでした。 マイルスやキャノンボール、ビルエヴァンスにキースジャレットなど。。。!!! これは逃さない訳には行かないと、友人達と車で1泊2日の旅に行ってきました。 会場周辺は高級住宅や別荘が多い海辺の街で、とっても綺麗な街でした。 古城跡みたいな場所に会場が設営してあり最高のロケーション。 上手い具合に2日間とも晴れてくれたので、絶好の野外フェス日和でした。 (駐車場から見える海辺と、会場の素敵な親子) 一つ一つ 説明しているのきりがないので、ばーっと紹介しますが、 印象深いのは Christian McBride & Inside Straight 僕の大好きなWarren Wolfが火を噴いていました。 初日の最初からこれだったので、大感動。 若手のUrisisも素晴らしかったです。 Kurt Elling こちらではKendrick Scottを堪能。 初めてのKurt Ellingでしたが、大ファンになってしまいました。 Maria Schneider Orchestra 僕の作編曲における神的な存在、Maria。 やはり野外で大編成というのはとても難しそうでしたが、 最後のHang Glidingでは文句無しに大感動でした。 Becca Stevens & Gretchen Parlato & Lionel Lueke 僕の音楽思考をがらりと変えてしまった、この三人。 一人一人でも涙がでるのに、一同に会してくれたお陰で、 会場でうずくまって動けなくなってしまいました。 Pat Metheny & Unity Band サックス奏者として外せなかったのが、Chriss Potter! やはり度肝を抜かれる技術と音楽力でした。 勿論Patはぶっ飛んでました。このバンド大好きです。 特にベースがBen Williumsっていうのが。 Ambrose Akkinmusire そして、僕は彼らを観に来たといって間違いない、このバンド。 音楽と未来が常に白紙で、自由であるという事を思い出させてくれる人達でした。 さて、いかがでしょうか? バークリーもバークリーの周りも、素敵な事で溢れています! さて、今日はこのあとBecca Stevensのライブを観に行ってきます。 写真等のチャンスがあれば、また記事にしようと思います! それではまた!!
Big Band Recording Session!!
皆様、またまたお久しぶりです!小西です。 夏学期が予想以上に忙しかったので殆ど更新できませんでした。。。 しかしこれからは、毎週更新して行けると思うので、宜しくお願いいたします。 さて、みなさんは如何がお過ごしでしょうか?僕は結構元気に過ごしています。 書いた通り、夏はとても忙しかったです。作編曲系の授業が非常に多かったので、 パソコンに向かい、キーボードに向かい、スクリーンや譜面と向き合う日々でした。 それが終わってからは、3週間程日本に帰り、ライブして、富士山に登りました。笑 ボストンと東京の一番違う天候は湿度だと思います。いやー、こっちはもう秋真っ盛りです。 成田に着いた時の湿度には驚きました。空気ってこんなに粘り気があったかと、思う程でした。 さて、今回は大分前に行った友人のビッグバンドレコーディングについて書こうと思います。 そのビッグバンドリーダーの名前はジョナー・フランシーズ。 彼はトランぺッターとして演奏しながら、実に多くの作編曲をこなす努力家です。 今は週に1回のリハーサルと、不定期にあるライブをしながら活動しています。 (真ん中の帽子を被ってるのがジョナー) つい数ヶ月前(つい、ではないんですが笑)、彼がレコーディングを企画したので、 やり慣れた演奏仲間でレコーディングをしてきました。 一言でレコーディングと言っても、その形態は様々ありまして、 それは少しずつ基礎的な部分から重ね録りする事もあれば、 一度にせーのっと録ってしまう事もあります。 今回は「せーのっ」方式だったのですが、中々大変な作業でした。 恐らくは一日で全行程を終えるように手筈を整えたジョナーでしたが、 その当日にとても多くの予期せぬ失敗があり、 全くと言っていい程終えられなかったのです。 そもそも12時間も皆のスケジュールを押さえていたのですが(全員12時間拘束ってのも少し妙ですが笑) 、 そこからの機材搬入、録音方式のディスカッション、それに対応した機材の不足、メンバーのメンタル、 こうやって連ねて行くと、分かる通り、ビッグバンドのリーダーというのは普通には務まらないんですね。 これらを予期して少しずつコマを進めて行かないと中々思い通りには進まないのがビッグバンドなのです。 16人分のアレンジを書く事から始まり、リハの日程調整を行い、欠席分の代役を用意して、ライブをセットする。 それらを16人と向き合ってやるのですから、ある意味正気の沙汰ではありません。 しかもジョナーは割と大声でメンバーを統率する様な性格ではないのです。 では彼がどうやってバンドを動かしているのかというと、それは彼の性格がカバーしているのです。 それはどういう事かと言うと、彼は何があっても怒らず、大丈夫だよといい、自分が出来ない事は仲間に頼む、 勿論それが最善の策ではなく、メンバーとの軋轢が生まれる事も無い訳ではありませんが、 それでもバンドが雲散霧消せずに存続するのは彼の続けようとする姿勢、何かを改善して行こうとする努力、 そういった弛まぬ精神がバンドを続けていっているのです。事実アレンジも、集まるメンバーも良くなる一方。 しかし、話は戻ってレコーディング初日はトラブル続き。何人かのメンバーは苛々し始め、録音も捗らず。 こういったレコーディングというのは学生が行う限り殆どの場合に置いてギャラはありません。 留学生全員がそうであるように、僕も学外での職業的な意味での収入は一切認められていません。 学内外関わらず学生の活動には利益が発生しないので、それによるモチベーションにも差が出て来てしまったりするのです。 そこは食べ物や飲み物の差し入れによってカバーされたりすることが専らです。 (ビールを手に入れて喜ぶ相棒) しかしそれでも、何が起きていようとも、絶対に諦めないのがジョナーです。 その当日は何とも後味の悪いレコーディングになってしまったのですが、 彼は諦めずに再度レコーディングをセットアップ! 再び同じ場所で、問題点を全て解決して大成功を収めたのでした。 バークリーでは授業から学ぶ事も多いですが、やはり仲間と積む多くの経験が何よりの宝だと思います。 このバンドも、打算で殆どの仲間達は動いておらず、 彼の人徳とそこに生まれる信頼関係が全てを生んでいるのだと思います。 まだまだ先の事は分かりませんが、恐らく来年初頭にこのバンドでカナダへ演奏旅行しに行くと思います。 何か詳しいことが決まったらまた詳細は書くと思います! それでは今回はこの辺で!
The Life Of Utako at Berklee!
お久しぶりです! 休みの間はNYに2週間程滞在し、そのまま夏セメスターを始めたので、 なかなかブログを更新するタイミングを見つけられませんでした。 すみません。来週からはまた定期的に更新できると思います、 さて、今回はバークリーで5th Semesterになる生徒、 女性シンガーUtakoさんのインタビューをお届けします! 学校としても男性が圧倒的に多いこのBerkleeでの日本人女性は、 全体としてみるとかなり少数派であります 。 日本から来た人達は少なくは有りませんが、 数年前と比べると今日本人は 結構少数派になったみたいです。 アジア勢としては韓国やマレーシアから来る人が多い様に感じますね。 ちょっと逸れてしまいました。 話題を戻しましょう! 笑顔の素敵な彼女はUtako Toyama(とやまうたこ) !(またも漢字を聞き忘れました。。) 5th semester student(2年目)でSongwriting Major(作詞作曲学科)です。 メインとしている楽器は歌 !勿論シンガーです。 勿論と言ってもシンガーじゃなくてSongwritingの人もいますし、それぞれですね。 Utakoは大阪にある専門学校オーサカスクールミュージックに通い、 そのあとに神戸の甲陽でオーディションを受け、奨学金、それと両親の助けもあり、 ボストンに来ることになったそうです。 Berkleeに来る前はウェディングシンガーや大物シンガーのコーラスや指導をして、 お金を貯めていたそうです。それというのも通っていた専門学校が戦力重視だったのもあって、 即戦力になるような方針でレッスンを受けていた様に感じていた、とUtakoさん。 けれどやはり音楽を職業として行く為に必要な力をもっと蓄えたいと思い、 以前から周囲から聞いていた理論や イヤートレーニングに強いバークリだ!と、 そうして考えた結果バークリーにくる決心をしたそうです。 そうやってボストンに来てから暫くはバークリーの寮で生活してから、 今の一人暮らし生活になったとのこと。 当初はやはり英語にも不安があり、心配していたそうですが、 それは英語の中で暮らしていく事で、見事に解消されたそうです。 生活習慣の差に驚く事はあっても良い経験だったと、笑いながら話していました。 僕もこちらに来て驚く事、驚く話を聞く事も少なく有りません。 いざ何か具体例を挙げろとなると出てきませんが、 もしこちらでの生活に興味が有る人は兎に角来てみて下さい。面白いですよ。 さて、色々なスタイルに興味があるUtakoだけれど、Gospelもそんな中の一つ。 秋と春学期にあるwomen’s choirは特に彼女のお気に入り。 それはやっぱりなんと言っても、女性だけで奏でるハーモニー、音色は、 他のvoiceのスタイルでは得られないサウンドとのこと。 (僕もこうやって聞いて書いているうちに聴きに行きたくなります。) レッスンの先生は今は二人目らしくて、前は男の先生、今は女性の方とのこと。 男の先生は2セメスター取っていて、音楽的なアドバイスがとても好きだったとの事、 女の先生になってからは、やはり同棲という事もあって感覚的な事が分かり易いと、 こうやって先生を変えていけるのも面白い事ですね。僕は毎セメスター変えています。 男女の違いと言えば、Utakoが取っているvocal writingというクラスが、 ボーカルが男女混成で曲を歌う事になって、曲を書くという状況で、 どのように男女の声を混ぜて使うかというロジックがあるらしく、 その話を聞いた時にアレンジが大好きな僕は興味津々になってしまいました。 男女が持つ(特に男性)ファルセット(裏声) にさしかかる音域「ブレーク」を、 上手く使っていく事が男女の声色を使いこなすポイントだという事。 つまり男性にとってブレークの音域は歌いにくい場所なので、 そこを女性が埋めて歌う事もあれば、その逆も有るそうです。 こうやって色々なスキルを身につけていける、バークリー。 僕はある意味で研究をすると言う意味での大学よりかは、 音楽を職業にする為の技術をつける側面が強いかと思う事もあります。 兎に角技術や知識は増えていくんですね。 そんなこんなで5th semesterを始めて、 これからも更に素敵な歌手になってUtakoをお楽しみに! いつか名前を見かけたら是非歌を聴きに行って下さいね。
A View from the Summit
By Jason Camelio, Director of International Programs There are many sites to see in Valencia. Depending on where you stand your perspective can be dramatically altered. From the bridges spanning the Palau de les Arts, you see the expanse of truly vivid imaginations. It is compositional in nature. Fluid. Impressive and yet subtle with a filigree [...]
Japanese Spring Festival @ Copley Sq.
今日和!小西です。なんと春セメスターも来週で終わりです。 ただいま、期末考査に追われて先生も学生も大変忙しい時期です。 僕もこの時期は疲れたと眠いしか言ってない様な気もしますが、元気です! ここ数日は雨続きですが、先週末は見事に晴れ渡り、 ちょっと日本 春祭りと言うお祭りに顔を出してきました!!! 学校から2駅離れた所にコプリースクエアと呼ばれる場所です。 2駅と言っても歩いて10分程度なので、僕は歩いて行きました! 普段はこんな感じで、教会に囲まれる様な形の公園です。 とっても綺麗な場所で、平日休日に関わらず割と人が集まる場所です。 今年初めての開催らしいと話を聞いていて、日本食の出店があると聞き、 これはたこ焼きを食べるチャンスだと、意気揚々と向かったのですが。。。。 この人出で、壮絶な混雑様でした。 更に、食べ物を買うには別で食券を買い求め、 その後にまたまた壮絶な列をなして漸く辿り着けるとの事。 腹ぺこウキウキで会場に着いた際には食券は売り切れ、 それぞれ(特にラーメンが人気でした) は2時間超の長蛇の列。 完全に心が折れてしまい、自分で焼きそばでも作ろうと諦めていました。笑 そうして放浪していると、知り合いのブースが! 友人のバリトン吹きKajitoさんとSohta さんです。 二人とも日本人ですが(Kajitoはハーフです) 、 知り合った時に英語で自己紹介しているので漢字を知らないことに今気付きました。 このブースは去年からSohtaさんが立ち上げた活動で、 Sing for Japanというアルバムを作って、売り上げを寄付しているそうです。 Sohtaさんは元々エンジニアとしてボストンで仕事をしていて、 バークリー卒なので、週に数日学校でエンジニアとして働いても居ます。 バークリーは入学時に求められている基準をクリアしたPCを持っていない限り、 自分のMacBook Proを買う事が義務づけられています。 そしてそのPCをset upするときにSohtaさんに出会いました◎ こちらに奥様も居て、写真は撮り忘れてしまいましたが可愛い赤ちゃんも居ます。 そのSohtaさんが知り合いの作曲家、演奏者に声を掛けて作編曲、演奏、 そしてミキシングやマスタリングをプロデュースして出来たのが、これ。 一年に一枚のペースで作って行けたら、と本人は言っていました。 勿論CDは変えますし、iTunes Storeでも帰るので、興味がある方は是非! とっても素敵な曲達が多くて、僕の友達も歌っていました。 切欠は震災かもしれませんが、アルバムとして素晴らしい作品です。 (左のKajitoが凄いいい雰囲気ですが、彼はバリトン奏者で、左がSohtaさんです。) さて、そのブースで暫く話していると、遠くから音楽が。。。 それは日本が誇るバークリー教授陣のTiger大越引き連れたアンサンブルメンバー! 日本のトラディショナルや彼のオリジナルを演奏していました。 このアンサンブルに居る友達は仲良しが多かったので観ていた楽しかったです。 しかしこの日は良い天気ながらも強風。。。 演奏しながら譜面を手で押さえたり飛ばされたのを拾いに行ったりと大変そうでした。 そんなこんなで大好評だったボストン日本 春祭り、 来年はたこ焼きを食べたいと思います。 さて、それでは来週に終わる春学期へと向けて、 ラストスパートをかけて行きたいと思います! 次の夏学期が始まるまではNYCで過ごそうと思っていますが、 その前に更新できるかとは思います! 今回はちょっと短いですが、ご容赦の程を。 それでは皆様また次回!
Ingrid Jensen LIVE!! @ Cafe 939
今日和!小西です。皆様いかがお過ごしでしょうか? ボストンには段々春が訪れて・・・・・と、言いたい所ですが、 ここマサチューセッツ州はボストン、そんな易しい天候の巡りをしてません。 先週は結構寒くて、最低3℃最高15℃くらいの日々が続いていたのですが、 数日前は突如27 ℃をマークしまして、今日は最高が再び16℃まで落ちて行きました。 前回の日記にも書きましたが、これがBoston Weatherと呼ばれる強者です。 しかしながら、日差しはかなり強くなり春の陽気と言った雰囲気は出て参りました。 このままいきなり夏になりそうです。こちらでの夏は僕も初体験なので楽しみです。 一番僕が季節で違和感を覚えるのは、やはり梅雨がないことです。 あの季節を超えて来る夏が堪らなく好きで、しかも紫陽花も好きなので、 ちょっと残念な気はしますが、ボストンの春夏を堪能したいと思います。 さて!!本日は僕の大大大大好きなトランペット奏者、 Ingrid Jensenのライブレポートです! 去年もバークリーの教授でもあるテリリンキャリントンのバンドでの訪れていましたが、 今回はイングリッド自身のバンドを引き連れてのライブでした。 彼女のアルバムは何度か聴いてはいたのですが、 やはりMaria Schneiderのイメージが強くありました。 しかも彼女名義のライブは多くないので全くイメージを持たずに見に行ってきました! 彼女はMaria Schneider Jazz OrchestraのThe “Pretty” Roadと言う曲でエフェクターをつかってライブをしています。最初に僕が気になっていたのは、そこでした。彼女は自分のバンドでもエフェクターを使うのか。そしてライブが始まり、席について、このブログの為の写真を撮り始めました。。すると。。 ありますね!後で詳しく調べるとLine6のディレイ&ループとディストーション、 それに加えてボリュームペダル二つでした。 この写真を見ても気付くと思いますが、 トランペット用のピックアップマイクと、普通のスタンドマイク を使い、 生音とエフェクター音を上手く混ぜて使っていました。 しかしながら彼女は生音だけで素晴らしい音色、鳴りをしていて、 その時点で僕は相当感動してしまっていました。 そしてエフェクターも常時は使わず、フレーズの一部や、 あくまで曲の世界感を演出する為に使っていたため、バランスが最高でした。 割と吹奏楽器にバリバリとエフェクターをかますのは苦手だったんですが、 (自分でやるのは大好きだったんですけどね。。。苦笑) 絶妙な噛ませ具合がとっても最高でした。 バンド全体的にもアコースティックなバンドサウンドを基調としながら、 アンプやエフェクターによってエレクトリックロックなサウンドを混ぜていく。 それによって独特な曲想が拡がって行く様なバンドでした! と、言ってもバンド自体は活動が少ないので、 バンドメンバーも相当流動的みたいです。 凄く演奏し慣れた人達というより、ハイレベルのセッションをみている感じでした。 ピアノとドラムはかなり長年の付き合いみたいでした。 改めてメンバーを紹介しますと以下な感じです。 Ingrid Jensen, Trumpet/Flugelhorn/Electronics Gary Versace, Piano/Rhodes Lage Lund, Guitar Jon Wikan, Drums(Ingridの旦那様です。) さて、お気づきの方もいるかもしれませんが。 そうなんですLageがギターで参加だったんですね! (ただ、ほぼ譜面が初見みたいでやや大変そうでした。笑) ライブにはLage好きも多く集まっており、殆ど満席でした。 個人的には最近売れて来ているベースのMattも見所でしたが、 今回は余り前にガンガン来る様な場面は少なく、次に期待です。 演奏した曲目はオリジナル、スタンダードアレンジ、ケニーワーナーなど、 かなり満載な内容でした。最後にはTake the ‘A ‘ trainをやってました。笑 彼女の音楽はとっても深く感じられて、 もっともっと売れて素晴らしいミュージシャンとやっても良いと思うのですが、 (勿論素晴らしいバンドではありましたが、 雰囲気的にはMaria Orch.の方が好きでした。) 子育てをしながら音楽をするのはとても素敵だが、 同時にやっぱり大変だ、とも言っていました。 かれこれ彼女を見に行って話をしたりするのは3〜4回目なのですが、 とっても面白い人です。 あまりコマーシャルな雰囲気が無い人なので、 (CDの宣伝とかも殆どしない。LageのCDはあったのに。) サイドマンとしての活躍は異常な人気を見せていますが、 メインでの活動は多くはありません。 そこ辺りが個人的にはちょっと残念ですね。 音楽感や、楽器、作曲やコンセプトも素晴らしいだけに。 僕が知らないだけで沢山やってるとは思うのですが、 あまりIngrid好きな人に出会う事は多くありません。 そんな彼女に質問を随分前にあった時にしました。 (おそらくNYCでMaria orch.を聴いた時。) それは僕が大好きなミュージシャン達にする質問なのですが、 「音楽をするとき、音楽をどんな風に感じているんですか?」 と聴くと 「音楽の中を泳いでるのよ。そうやって仲間とコミュニケーションしてる感じかしら。 流れに逆らって進んだり、流れに身を任せてみたりするの。」 との事。一流のミュージシャン達は、やはり一様にこういった、 「スムーズに、音楽にどうかする様に、流れに身を任せる。 ひたすら良い音楽にしようと徹する。」 と言った様な表現がとっても多く、例に漏れずIngridも同じ方向での返事でしたが、 そんな中でも一際チャーミングな様に僕には思えました。 (僕のヒーローLee Konitzは「気持ちいい音を丁寧に繋いでいくだけだ」と言ってました。) そんなIngridはバンドメンバーをとても愛していて、 大きな世界感で音楽を見ているので、 とってもゆったりとした素敵な空間でした。 このブログを書き始めたときから、 なんとか彼女の世界を言い当てようと努力しているのですが、 捕らえ所の無い美しさ、なのでしょうか。上手く書くことが出来ません。 もともと音楽なんて文字にも言葉にもできないので当たり前なのですが、 近しい言葉すらもありません。 本当にとても素晴らしいライブでした! 今回はこんな所で終わりにしようかと思います。 次回のネタを仕入れていませんが、 近々アップするので、それまでまた! 読んでいただいて有り難う御座いました! 暫くの間は以下のURLで動画が見られると思うので(音源もあります。)、 是非チェックしてみて下さいね! http://www.npr.org/event/music/150361526/ingrid-jensen-quintet-live-at-berklee-concert
Living in Boston is Wonderful as a Musician!!
今日和!小西です。 イングリードのライブは明日と迫っていますが、 今日はブログを書く日なので(一応週に一日のシフトがあるんですね。) 今日は学校と離れてボストンがどんな街かを紹介してみようと思います。 ボストンは元々、イングランドからの入植者が多かった為に、 ヨーロッパ系の人達や、文化、訛などが多く残っている街です。 特に町並みは普通日本人が考える様なアメリカンな印象はなく、 とってもヨーロピアン、煉瓦作りの綺麗な街です。 どこもかしこも、ではありませんが、少し歩けば沢山綺麗な町並みが見つかります。 そして何よりもボストンは公園が多いんですね。すっごい気持ちいい所ばかりです。 下に載せる写真はボストンコモンと呼ばれる、ボストン中心地にある、 かなりボストンの中でも大きくて、有名な公園のひとつです。 中には公園の中に大きな演奏ホールなんかもあったりして・・・!! 綺麗ですね。これは9月上旬頃、まだ暑さの残る日差しの綺麗な季節でした。 そう、ボストンは町並みや文化でも有名ですが、気候も有名なのです。 それは僕ら学生や教授達の中でもよく言うんですが、その名も”Boston Weather”。 何故そんな名前がついたのかというと、それは至って簡単。 とっても先の読めない、とっても気まぐれな気候なんですね。 日差しが強そうだから軽装で昼頃出発すると、夜には凍えてしまいそうになったり、 逆に寒いので厚着すると何故か1時間後には夏みたいな気候になっていたり。 でもまあ、これは優しい方ですね。笑 つい先日は冬の終わりを告げる様な晴れた春の陽気のお昼だったんですが、 夕方にさしかかろうかという頃、急に霙まじりの雪が・・・!! そのあと何事も無かったかの様に、陽気な夕方へと戻りました。それもほぼ30分のこと! みんなで驚きながら、「ボストンだねえ」と笑い話になります。 標準的な温度はと言いますと、前述の通り日ごとや日中と夜間の差が激しいので、 未だに僕も「これぐらいが、まあ、一般的かな」と言い切れないんですが、 夏場はからっと晴れて、冬場の冷え込みは半端が無いです。 割と北海道とかと似た気候なのではないのかな、と思っています。 恐らく北海道よりかは湿度が高いと思うんですが。(室内は結構湿度上がります。) 冬場は豪雪もざらではなく、氷点下は割と普通です。 ただ夏場の日差しや、自然の緑の綺麗さ、散歩の気持ち良さと行ったらプライスレス! 勿論、老舗のライブハウスも3軒程あり(NYに比べたらそりゃあ、少ないですが。。)、 日本では考えられないぐらい有名ミュージシャンが来ます。学校にも来ているので、 ちゃんとスケジュールをチェックしていれば、相当な量は見に行けますよ! 大体大学の授業は6時くらいに大半が終わって、ライブは8〜9時スタートが当たり前なので、 何の問題も無く見に行けます!交通費は往復4$程で、ライブは高くて$30なので、 何かを食べたり呑んだりしたとしても全部合わせても日本円で4000円以下!素晴らしいですね。 芸術的なものといえば、美術館もとても充実しています。 やはりアメリカは土地に余裕があるので、凄く大きな美術館がいくつもあります。 特に僕が住んでいる家のすぐ近くにMFA”Museum of Fine Arts”(ボストン美術館)がありますが、 アメリカ歴代(特にボストン周辺のイングランド系) の文化系展示は勿論、 楽器史、中世ヨーロッパ、エジプト、アジア、アフリカ、南米、近代デザイン、 コンテンポラリー、定期的なフェスティバルや企画展!最高に色とりどりの美術館で、 なかなか一日で見切るには早朝からの体力戦が予想される、素敵な美術館です。 しかもバークリーの生徒ならいつでも何度でも、入館料が無料なので、最高です。 中にはカフェなんかもあります!(写っているのは同居人の木村君) アメリカの美術館は、「ゆったりする場所」として提供されていて、 美術館をでないでもゆっくり出来るスペースが沢山用意されています。 日本は「流れにそって見て行って終わったらさっさとでて行く」みたいな傾向ありますよね。 それはそれで集中してみられるから僕は好きなのですが、 このダラダラさ加減に何とも呆気にとられてしまって、 気に入りました! なんとお酒も飲めるんですよ。写真も撮れるし、やりたい放題ですね。 同居人の木村君は心底気に入って週に一回は通っています。(僕は合計3回ほど) 他にも沢山良い所はありますが、今日はそんなところでしょうか。 NYにも片道4時間で$15程で 行けますし(バス)、 各所にある教会なども非常に綺麗ですし、 なにより学生街なので非常に多人種で面白いです。 本当に歴史的な文化が多いのでとても皆勉学に対してモティベーティブです。 海も近いので海産物も充実、オイスターなども美味しいです。 (個人的にはクラムチャウダーがとってもおすすめですね。) 練習や課題に疲れた週末に散歩しに外へ出かけて、 晴れていたりなんかすると、とってもすっきりして リフレッシュできます。 多くのミュージシャンや芸術家がボストンに住む理由もわかりますし、 アメリカに住んでいる僕の友達達もボストンに住みたいという人は多いですね。 そんな素敵なボストンな話 でした! 明日は漸くイングリードを見に行ってきます! 沢山情報を収集してくるので、皆様お楽しみに! それではまた!
Recording Session with Dayramir Gonzalez Vicet @ Berklee's Recording Studio
こんにちは◎小西です。(写真はNYで僕のヒーローLee Konitzと。) 先週一週間、丸々NYに行ってきました。丁度春休みだったんですね。 昼はSoHoをぶらぶらしたり、 ミュージカルを見に行ったり、 毎晩朝方までセッションしたり、 NYに居る友達と飲み明かしたりしてました。 ミュージカルやライブは世界最高峰レベルなのにも関わらず、 学生である事を駆使すると大体ひとつあたり、 日本円で2000円くらいで見られるのです。 日本はどんなに安くてもステージ物や来日音楽家は5000円はしますものね。 芸術の質もですが、芸術への日常の近さに愕然としました。 そりゃあ2000円でお酒と音楽楽しめるならいけますよね。 不況ですけど、日本もこれからそんな環境が気付けると良いのですが! さて、今日はキューバ出身の友達、 ダイラミールのレコーディングについて書こうと思います! 彼とはバークリー最初の授業、 その名もRecital Preparation Workshopと言う授業で一緒になり、 (僕はPerformance Majorなので必修の授業なんです。 日本語で言う所の演奏会実習、かと。) それ以来、良い友人になったわけです。 ダイラミールは兎に角な陽気なピアニスト。 ジャズは勿論、やっぱりキューバンラテンが得意です。 バークリーにはラティーノ、アフリカンアメリカン、 アジアンなどなどのコミュニティがあります。 コミュニティと行っても言語が分かり合える中であったり、 気質が合う仲間同士のコミュニティです。 特にオフィシャルなどではなく、 やっぱりラテンミュージックを愛する人々は集まるんですね。 逆に言えばラテンを愛していれば、 ラティーノのコミュニティに日本人も入れる! 友達のタブラ奏者はインド系や東南アジアなどのコミュニティと仲がいいですね。 話はそれましたが、彼は本当にピアノが上手い! それは技術的な事ではなくて、 音色や、音楽の表情の現れ方が素敵なんです。 激情的なときも、本当に穏やかなときも、 凄く綺麗なんですね。 彼の音楽は。 そんな彼から連絡が来て、レコーディングをしようと! お互いの演奏は一緒の授業で知っていたから、 僕は有り難い事に誘って貰えた訳であります。 やっぱりレコーディングの前にはリハーサルをするんですが、 僕が大切だと思っているのは入念な準備であって、 入念なリハーサルじゃないんですね。 勿論リハの中身である音楽がとても大事なんですが、そこに準備無いと。。 しかし話を貰った時から既に音源や譜面をデータで送ってくれるし、 色々な情報をちゃんとシェアしてくれるんですね。 やっぱりこれがあるとモチベーションも変わるし、 自分をセットアップできますしね。 そんなこんなでリハーサルは、 彼の気心知れた仲間達が集まって、始まりました。 (フルートのカラーニと、テナーのエドマー。) 彼の気心知れた仲間は殆どがスペイン語圏! 勿論アメリカ人は居ないし、スペイン語圏以外の人は日本人の僕と、 フランス人のベーシスト、アントニーでした。 だから基本的にはスペイン語が飛び交う訳ですが、まあ分からないですよね! バークリーには南米出身者も多いので、スペイン語は聞き慣れているのですが、 地方によってまるで違う発音なので、 彼ら同士はわかっているんですが、僕とアントニーは、 苦笑いしながら話を聞く訳です。 勿論後から会話を要約された説明があるんですが! でもやっぱり音楽の面白い所はその要約を聞いて、 音を出せば大抵の問題は解決するんですね。 その逆もあって、演奏の途中で問題があると、 その後の会話は大体分かるんですね。 スペイン語でも。 そして彼らはとっても熱い血の流れる人間なので、真面目で凄い集中力なんです。 基本的には陽気な奴らなので、直前まで下らないギャグをばんばん飛ばしていても、 カウントが始まって(それでもふざけているんですが) 、 演奏が始まった瞬間に顔色が変わるんですね。 リハだろうが本番だろうが関係なし!全身全霊で演奏が始まります。 ダイラミールの曲自体が難しい事もあるんですが、 ラテンになれない僕はとても苦労しました。 他の管楽器を聞いていると凄く訛って聞こえるんですが、 彼らと吹くと凄くタイトに吹いている。。 しかも俺が吹いていると、遅い!って言われるんですね。 ファンクみたいに吹け!と。 リハを重ねるうちに良し、と言われる様になってきました。 凄い体力がいるんだと気付きました。 本場の人達はこれを6時間とかやるらしいので。 (パーティー&ダンスミュージックですからね!) そんなこんなで、リハも無事に終わり、レコーディング当日。 当日はビデオも撮るし、写真も撮るからちょっと良い格好で来いとの指定! しかも授業の一環らしいので朝9時に集合! しかし朝9時に居たのは僕とフランス人のアントニーだけでした。 笑 ここいら辺りは凄くラテンの血を感じました。 皆が集まって準備完了は10時 !もっと眠れた! とか思いつつも、 準備を整えて・・・・、と行ったとこで問題が。 授業の一環なのでセッティングも、 何もかも先生が解説しながら行われていくんですね。 (レコーディングの授業で、 僕らはモデルバンドとして参加をしてる状態です。) つまりレコーディングする時間が、 どんどん減って行くので2曲録音予定を1曲に! しかし待てども待てども時間が減って行きます。 リズムセクションの録音が終わった時点で、 残り1時間を切るというギリギリな状態で レコーディングが進みます。 結局僕が管楽器のセクションを吹いたのは最後の20分だけという事態! しかしながらダイラミールは絶対に諦めず、 最後の数秒まで粘って録音敢行。 といっても、そんな簡単には行かないので、 ホーンセクションと残り一曲は次回に見送りに。 4月中にやろうとオファーを受けているので、 完成した音源はまた載せようと思います◎ しかしながら、レコーディングを通して皆で笑いっぱなしなんですね。 ずーっと笑い話をしながら全身全霊の演奏して、 こりゃあ、体力つく!と思いました。 ジャズも楽しいですけど、ラテンも最高の音楽だなあと (なんか陳腐な台詞ですが)思いましたね。 兎に角人間性が出る音楽だし、 凄いテンションが上がって行くんですねー。 いやー次のレコーディングが楽しみになってきました。 こんなレコーディングやらリハーサルは毎日毎日バークリーで行われています。 今日もこれから友人のレコーディングを少し手伝ってきます。 練習も勉強も大切ですが、友人関係を気付いて色々な音楽に触れる事は、 何にも代え難い、とっても素敵なものを僕は感じますね。 それも凄い多国籍なバークリーならではの様な気がします。 さて次はイングリード・ジェンセンの(僕の大好きなフリューゲル奏者) クリニックについて書けたら、と思っています! それでは、また! 小西
Kendrick Scott 'Oracle' at Berklee's Red Room @ Cafe 939
˜初めまして!前回までのChopingさんに代わりまして、 これから暫くブログを書く小西と申します。宜しくお願いします◎ 簡単に自己紹介だけさせて下さい! 小西遼(Ryo Konishi) 昭和生まれのバークリー1年目のサックス吹きで、 東京にある洗足音楽大学を卒業してから奨学金を頂いて通っています。 基本的にはジャズをやっていますが、ポップスも大好物!! 作曲の授業もやりながらPerfomance Majorの専攻で頑張っています。 映画読書も大好きなので、色々面白いブログに出来たら、と思っています! 基本的には学校での出来事や、僕の音楽生活について書く事が多いと思いますが、 こんなこと教えて欲しい、とか、バークリー入学について書いて、とか、 要望がありましたら出来うる限りは応えて行きたいとは思います! (恐らく今までの日記に酷似している内容は難しいみたいです。ボス曰く。) さてさて前置きは、この辺りにしておいて。 サックス吹き小西による、記念すべき初投稿バークリーブログの記事は、 今NYでも大人気のドラマーKendrick Scottのバンド”Oracle”という、 クインテットのライブに関してです!(今回は事情によりカルテットでした。) 僕はGretchen Parlatoというボーカリストの大ファンで、 彼は彼女のデビュー当時からのパートナーなんですね。 (彼を知らない!と、言う方はこちら。http://www.kendrickscott.com/live/ ) 基本的にバークリー主催で行われるライブというのは、 クリニックとセットになって行われる事が非常に多いです。 今回はそのクリニックからライブとクリニックの、 非常に濃かった内容をお伝えできたらな、と思います。 アーティストにもよりけりなんですが、 大体バークリー主催のライブが行われる場合においては、 クリニックも同時開催される事が多いんですね。 今回のクリニックは生徒のバンド演奏を聴いて講評をする、 というスタイルを取っていました。 (場合によってはゲストが演奏、生徒とセッションなんて時も。) 生徒のバンドは3個ほどありまして、恐らく授業からの選抜だったのだろうと思われます。 と、言いますのも割と代わった編成のバンドが多く、チェロやヴァイオリンなどがどのバンドにも存在し、 代わりに一般的なカルテットなどの編成はありませんでした。 それでも流石は選抜学生。素晴らしい楽曲と演奏能力を疲労して、学生の演奏でも拍手が!! やはりこうやって、身の回りに居る素晴らしい学生が モチベーションにも繋がるので、 そこらへんもバークリーの大きな魅力ではあると思いますね。 さて、そんな演奏に対するKendrickの講評はというと。 (3バンドに共通していた事を書いてみますね。) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大きな命題として “Be creative, and Don’t be afraid to jump in music to make it creative.” ”クリエイティヴになれ、そしてクリエイティヴ になる為に音楽に飛ぶ込む事を恐れるな。” と言う事を根幹にしてKendrickは話していました。 例えば曲のリズミックな部分に対するドラマーのアプローチに対して、 そのリズミックさを引き立たせる為の呼び込みをする事がとても大切だと。 そしてそれは勿論ベースやピアノとのコミュニケーションでなりたっているのだから、 音色やどのような方法で呼び込むのかも大切だと。 恐らくこれを読むミュージシャンやバークリーに興味がある方には、 「そりゃそうでしょう」と思う所も多いと思うのですが、 彼がこれを言う所の面白い所は、 彼は練習した事は本番ではやるな、と。 つまり、心や体から湧き出て来るものをナチュラルに演奏しようと言うんです。 練習室で練習した物は練習室に置いて来い、って言うんですよ。面白いですよね。 それはいずれ、体から自然に出てくる様になるまで放っておけって事なんです。 彼はWayne ShorterやHerbie Hancockと共演しながら腕を磨き、 特に彼自身はTerence Blanchardに鍛えられたのだと言っていましたが、 彼らは兎に角クリエイティヴである事の大切さを教えてくれたそうです。 「好きなことをしていいよ!でもクリエイティヴにやるんだよ。」といつも言っていたそうです。 それは何か知っている言葉を繰り返すのではなく、何か新しい物を常に探せと。 同じメンバーで、同じ曲を演奏したとしても、二度と同じ演奏には成らないのだから! そう力説している彼はこんな面白い話をしてくれました。 HerbieがMiles Davisとライブを重ねている最中、 Herbieが前にも似ている同じ様な弾くとステージ横で、 あくびをする真似をしてみせたそうです。「退屈だ」と。 とってもMilesらしいですよね。そんな中で育ってきた人に鍛えられているんだから、 そりゃあクリエイティブ対する厳しさは増して行くだろうな、と思いました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ クリニックのときも一度「こんな風にやるんだ!」と、演奏してくれたんですが、 ライブはそれを体感する様なステージがくり広がっていました。 クリニックの内容は言葉に書き表せるのに、やはり音楽そのものは形容しがたいですね。 もともとはギターとサックスがフロント、それにピアノトリオという形なのですが、 まあもう凄腕ばかりが揃っているバンドで、 Kendrick Scott, Drums John Ellis, Tenor Sax Taylor Eigsti, Piano Joshua Crumbly, Bass と言う面子。ベースはかなり若手(20歳だとか。)で、まだ無名ですが、 なんだかこちらの若手は、このレベルなのかと非常に驚くクオリティでした。 ピアノのTaylorはGretchen ParlatoのバンドでKendrickとは長い付き合い、 その事もあってか、このバンド”Oracle” はこのTaylorとKendrickのコンビで 大体のサウンドが作られていると言っても良いでしょう。 それというのもリズムやダイナミクスでの音楽の流れの掴み方が、 僕には似ている様に思えて、凄く流れがスムーズなんですね。 分かりやすいリズムなどでコンピングしたりしながら大きな流れにする。 そんな大きな流れだからちょっと大きくなったり小さくなったりでも、 すっごく効果的に聞こえるんです。詳しくはこちらから! http://www.npr.org/event/music/148090777/kendrick-scott-oracle-live-at-berklee 自分の動画も貼りたいんですが、貼り方がいまいち分からず。。。 (すみません。 後日貼付けますので。 John Ellisも凄く格好良かったのですが、圧倒的にKendrickに眼がいってしまいました。僕は。 勿論、音色やリズムも素晴らしいのでバンドとしての固まりに強さを感じて、 Body and Soulなどもフィーチャーされて居ました。説得力や無理の無さにも納得。 曲全体の構成などはモーダルな曲が多く、スウィングよりかは8th系の多さがめ目立ちました。 似た様な雰囲気が続くと言えば続くのですが、ぐるぐると続くグルーヴに埋もれているのは、 とっても気持ちが良かったのでいくらでも続いてくれと思ってしまうライブでした。 それはやっぱりケンドリックの音色や発展のさせ方に大きな要因があるんだろうな、と。 これからもドンドン大きくなっていくアーティストだけに眼が離せません。 今現在は自分のレーベルを立ち上げつつ、まもなくそこから、 新しい自分のアルバムが出るのだそうです。何かありましたら、 またこちらの方に書かせて頂きたいと思います。 最初から長々としてしまいましたが、これからも何卒宜しくお願いします。 ペースとしては一週間〜二週間に一度あげて行ければと思います。 次回は友人とのレコーディングセッションか、 間もなくバークリーへやって来るIngrid Jensenの事について書こうと思います! それでは皆様お元気で。 小西
"NIPPON SOUL" Japan Tour!!
こんにちは、Chopingです。 今回は先日当ブログで特集したShin Sakainoこと境野慎一郎のリーダーバンド、”NIPPON SOUL”(ニッポンソウル)の活動続報をお伝えしたいと思います。 http://nipponsoulmusic.com/ 公式Webサイトも完成した模様です。12月の関東、名古屋、関西でのツアーのスケジュールも記載されているので要チェックです!Berkleeのトップジャズプレーヤー達が日本でどんな演奏をするのか楽しみですね! “NIPPON SOUL”日本ツアー年内スケジュール(12/19 – 12/26) http://nipponsoulmusic.com/schedule/index.html お問い合わせ: nipponsoulinfo@gmail.com かくいう僕も今セメスターで無事卒業(の予定)ですので、日本に一時帰国するついでに都内や地元名古屋のライブにおじゃましてこようかと思っています。 ちなみに今日はBerklee付属のカフェ&ライブスペース”Cafe 939″にてShinくんのBerklee最後のリサイタルがあり、 長きにわたりBerkleeのジャズを土台から支えてきた男の生き様をしっかりと目に焼き付けて来ました。 カッコいいオリジナル曲や渋いJazz Tuneでの燃えるような演奏、ゲストのDarren Barrett(Tpt.)を始めプレーヤーが豪華な顔ぶれなのも相変わらずWow!なんですが、このFinal Exam(期末テスト)のまっただ中だというのに、オーディエンスに実力派トッププレーヤー達が勢揃いして、皆が温かい雰囲気でShinくんの演奏を聴いていたのが印象的でした。ミュージシャン達から信頼を得るってこういうことなんだなぁと納得。これはなかなか見られない良いものを見せてもらいました! そうそう、ShinくんはPianoの大林武司くんと一緒に先日のHailey Niswanger (Alto Sax.) Senior Recitalでも弾いていたのですが、そちらももの凄い演奏でした。レポートしたかったのですが、超満員でかつプロカメラマンによるドキュメンタリー番組用の撮影も行われていたので、思うように撮影ができずあまりまともな写真がないので、残念ですがそちらは簡単な紹介にとどめさせていただきます。(そのドキュメンタリー番組というのの情報が入り次第またお伝えできるとよいのですが。) 次回はまだ決めていませんが、近いうちに自分の卒業リサイタルの感想を書いたり、そのほか良いリサイタルがたくさんあったので、特集したいと思います! ではまた次回お会いしましょう。 Choping
Random Photos in NY
こんにちは。Chopingです。 今回は先日NYのJazz Standardでとある大御所トランぺッターを見た際にとった写真を沢山のせたいと思います。Boston – NYは10〜20㌦のバス(夜行もあり)で4時間半前後なので多くの生徒が割と気軽にLiveを観に行ったり、Gigをしにいったりします。 *マンハッタン島を東側から。中央に映っているのは友達。 *[左]セントラルパーク南にあるコロンブス象のある広場 [右]セントラルパーク。やたらと広いです。巨大な湖やら野球場やら敷地内に何でもあります。 *[左]電線に鳩の群れ[右]持ち主不明の変なストリートパフォーマンスの楽器(笑)友達の話ではあるキーボードプレーヤーが路上で演奏していたら、「無許可」で、「大型の楽器(キーボード)」を、「アンプ」を通して演奏していたことに対し250㌦の罰金を科せられたらしいです。4つめの理由もあったと思うんですが、忘れました。ちなみにボストンはもっとユルいです。 *[左右]しつこいようですが、またもハンバーガー。このSHAKE SHACK(シェイクシャック)はマンハッタンに2店舗あり、どちらも20-30分の行列ができます。ファーストフードなのに!笑 タマネギ嫌いの方には申しわけない写真ですが、確かに美味しかったです。 *[左右]“brgr”といういう名の、やはりバーガーの店。Combo(ポテト+ドリンクセット)で12㌦くらい。味は良かったんですがちょっとパンが弱々しかったような(たまたま?)。。。m&mチョコレートのような椅子の背もたれがファンシーで印象的でした。 次回のバーガー特集時(あるのか不明ですが笑)には、僕のFAVORITEである”New York Burger”他を紹介したいと思います。NYを訪れる機会があればぜひ試していただきたいです! *[左]クラブJazz Standardの近くにある寺川ラーメン。まともな日本のラーメンがまともな値段で食べられる、NYで数少ない店の一つです。熊本系豚骨スープが店の売り。[右]TERAKAWA RAMEN $9.00 *[左]こってり味のMAYU RAMEN $10.00[右]担々麺もあります。わりとあっさり味。 *NYといえばJAZZといっても差し支えはないでしょう。Venueの多さは圧倒的ですが競争率はハンパなく高い!汗 と、今日はこのあたりで。食べ物の写真が多くなってしまったのはなぜでしょうか。 次回は音楽系のネタでお届けします!ごきげんよう Choping
Preparing for Jazz Comp Portfolio Recital
こんにちは、Chopingです。 (今回の写真は本文に全く関係のないランダムなボストンのエトセトラをお届けします。) これまであまり書いてきませんでしたが、今日は学校での勉強に関連したことを書きたいと思います。 *夜のBoylston Street。中央に見えるのはPrudential Towerというホテル付き巨大ショッピングモールのメインビル。 今日学校の勉強に関して取り上げるのには2つ理由があり、僕はJazz Composition(以下Jazz Comp)メジャーなのですが、秋セメスターが始まって以来、来月に控える”Portfolio Recital”(Performanceメジャーでいうところのシニアリサイタルにあたります)の準備にかかりっきりになっていて、ネタが少ないので せっかくなのでリサイタル準備の醍醐味や、何が大変かなどについて書きたいと以前から思っていたからです。2つ目は、先日ちょうどChair(学部長)の手伝いでJazz Compメジャー説明会の補佐をやって新入生に色々説明したので、忘れないうちに、といったところです笑 日本人にはとても人気のあるメジャーですので、入学を考えられている方の参考になると幸いです。ちなみにJazz Composition Majorは来年からマイナー(副専攻)も選択できるように学部の方が動いているとかいないとか。 *[左]近所の美術館mfaの常設展示「古楽器展」より。[右]2人乗りの変な自転車。ボストンの自転車はサドルを外して鎖錠でグルグル巻きにして盗難対策してあるのが普通なのですが、こんな自転車あまり盗ろうと思う人がいないからでしょうか笑 まず始めに、Jazz CompメジャーとはJazzの作編曲をするメジャーです。少人数編成のバンドからビッグバンドまで生演奏用のアレンジをとことん勉強できるメジャーです。メジャーを通して履修する必修クラスはArrnging 1&2, Chord Scale Voicingなどの基礎クラスから始まり、Jazz Counterpoint 1&2,Bigband Arranging, Jazz Composition 1,2,3などの専門クラスなどがあります(その殆どは順番に取っていかなければならないものです)。その過程で自由選択科目でより具体的に自分の興味のある様々なスタイルについて勉強する、という感じです。最後に取るクラスは先生との1対1レッスン、Directed Studyなのですが、それで終わりではありません。最終セメスターに待ち受けるのはやはり、先程述べたPortfolio Recitalです。 形式は自由で、ビッグバンドでも6HornアレンジでもはたまたStringsアレンジでも、自分のオリジナルまたはアレンジであれば好きなものを1時間演奏して良いのですが、これがまた面白いのと同時に大変なのです。なぜかというと、例えばビッグバンドアレンジを演奏したい場合、当然リハーサルが必要ですが、大概の良いプレーヤーはギグがあったり他のリハーサルなどで忙しく、自分の好きにリハーサル日程をスケジュールできることはごく稀です。フルビッグバンドであれば最低16人以上、全員のスケジュールを訊いてパズルを組み立てるように日程調整しなければなりません。過去に聞いた話では、最初のリハーサルから本番までにメンバーの1/3が変わったという例や、本番前にメンバー全員が揃ってのリハーサルは一度もなかったなんて例もありました。 ちなみにPortfolioまたはSenior Recital向けのリハーサルに限り、通常Berklee 150ビルの教室を特別に先行予約できるシステムがあり、2-4時間枠を5つまで取れます。普段はアンサンブルルームを2日前の朝8時に起きてネットで予約しなければならない、かつ競争率はかなり高いのですが、早めにアクションさえ起こせば部屋に関してはひとまず安心です。プレーヤーの数人が急遽リハーサルの日に来られなくなって、日にちをずらさねばならない、などの事態が起こるとまた少々ややこしいのですが。。。 それでもなんとかしようとすればなんとかなります(なりました笑) *[左]学校前に珍しいバスが止まっていたので一枚。[右]ブルドーザーが飛んでいます(噓) 僕は最近取ったクラスのプロジェクトから数曲+αを演奏しようと思っているのですが、過去に先生方からいただいたアドバイスを自分のスコアに反映・修正する作業や、リサイタルメンバーが何のサブ楽器ができるかなどの状況によってInstrumentationを一新したりする作業なども地味に大変です。故に最後のセメスターに取るDirected Studyはだいたい先生と一緒にリサイタルの準備をすることになるのが普通といったところでしょうか。初回のリハーサルが始まるギリギリいっぱいまで、例えばアレンジでまだ工夫できるところを探したり、プレーヤーに読みやすいパート譜を作る、など少しでも良くしようとすると本当に時間との戦いになってきます。指揮の練習や曲紹介などMCで話す内容を大まかに考えておいたりすることももちろん重要です。 曲を書いて、アレンジして、譜面いじってというのはもちろん楽しいのですが、本当に楽しいのはそれが信頼できるメンバー達に演奏される時でしょうか。なんといっても僕はまだスケジュールとアレンジがだいたい固まっただけなので、不安も少々ありますが、来月アタマの初回リハーサルは楽しみでなりません! *[左右]夕暮れ時のBoston ちょっと文字の多い記事になってきてしまったので今日はこの辺りで! また何か追記するべきことがあればそのときに書きますね。それではまた次回お会いしましょう。ごきげんよう Choping
Hambergers around Berklee
こんにちは、Chopingです。 本日は珍しく音楽ネタからちょっと離れて、ボストンの食べ物について書こうと思います。 が、残念ながらファーストフードのハンバーガー限定です。まぁアメリカだし仕方ないかと納得していただけると幸いです笑 しかもボストンと言っても広いので今回は主にBerklee周辺で学生がよく行くお店について書こうと思います。 ①b.good(ビー・グッド) 1、2年前にオープンしたリアルフード系(手作り系)のお店。チェーン店ですが。 パンの種類が選べたり、トッピングを追加したり肉をもう一枚入れたりできます。ジューシーな肉(ビーフ、ターキー、チキンなど選択可能)に太めのオーガニックなポテトが秀逸。1㌦増しですがスイートポテトのフライも選べます。一般的にはされていないようですが、肉の焼き加減を指定したり融通が利きます。ちなみに僕は常にミディアムレア派です。 (左がBuffalo Burger w/アボカド、チェダーチーズ、肉ダブル。右は何だったか忘れました。。。) おいしそうですね(じゅるり 店内が冷房きき過ぎなのと調理に少し時間がかかるのが難点。ファーストフードという枠組みにくくるのは違うような気もします。広くてソファと小さなステージのある2階もありますが、あまり使われていないようです。実はギグも出来たりするんですが。ポテトとドリンク(おかわり自由)で10㌦前後。It should be good! ②Wendy’s 日本ではオーナーが変わったかなにかで一時消滅、都内に新規1号店がOpenする(した?)とかしないとか。。。 とにかくアメリカではかなり普及していて、結構多いです。しかもBerkleeのメインビルの目の前にあるので、時間がないとき、持ち合わせがあまりないときなど重宝します笑 ちなみに僕はかなりの頻度で食事どきにWendy’sにいます笑 Wendy’sは色々気にしないでいいのが利点。ラテン系の店員さんはだいだい感じがいいです。日本ほどではないですが、そこそこの頻度で新メニューがでるのでそう簡単には飽きないでしょう。僕も週7くらいで通って飽きるまで2年以上かかりました笑(遅)写真はないですが、チリ(with cheese)がおいしいです。 3㌦半で食べることもできるし、ものによっては8,9㌦かかることもあります。 〔余談ですが、Berkleeの横、つまりWendy’sの真向かいにあったM●Donald’sはつい先日閉店してしまいました。トイレが有料だったのが敗因でしょうか。…冗談はさておき、どうやらBerkleeが新校舎建設のためにビルごと買い取ったというのが説として有力なようです。店内の壁にMiles DavisとDavid Bowieの大きな写真が飾ってあったのを覚えています。Burger KingもNEC(New England Conservatory)の向かいにあったんですが、こちらも閉店しPaneraというベースメントフロアのある大きなカフェが入りました。Burger KingはまだBoylston St.を東に少し歩いたところにもあります。〕 ③Tasty Burger こちらはちょっと歩きますが、学校近くにある大型楽器専門店チェーンのGuitar Centarから近いので、この間楽器を見るついでに寄ってきました。きわめてアメリカンな外装、内装でした。 テーブルでメニューを見て注文、会計する形式(すなわち要チップ)ですが、出てくるものはプラスティックのバスケット入りの、紙に包まれたハンバーガーです。写真はブルーチーズバーガー(パンの下に隠れていますがトマトも入っていました)です。 これがわりとおいしく、バランスの取れた味付けでした。近くに住んでいたら結構頻繁に言っていただろうなぁと思います。たしかバーカウンターも店内にあったような。。。夜は夜でTastyなのでしょう。ポテトとドリンク付きで約8.5㌦+チップ。 ④Four Burger 四番手だけにFour Burgerを紹介します。こちらはBerklee周辺から少し離れ、Cambridgeエリア(バスで10分)の真ん中、Mass Ave沿いにあります。前回ベースのShinくんのバンドについて書きましたが、そのお店から近かったので寄ってみました。 注文して番号札を受け取り、店員が運んでくる形ですがチップはとられません。ちょっと値ははるんですが、これがまた美味しかった!写真はアラスカサーモンバーガーです。ピクルスはデフォルトでサイドについてきます(好きな人だけ自分で入れてね、ということでしょうか。)パンは選べます。写真のはウィートブレッドのような気がしますが、よく覚えていません。 少し甘めのパンがぷりっとしたサーモンにマッチしていたのと、みじん切りの野菜が新鮮でよかったです。機会があれば他のメニューも試してみたいと思います。ポテトとドリンク付きで11㌦くらいだったような。 と、今日はここまで。次回特集時はその他の飲食店(非ファーストフードも含む)やニューヨークのお店なども紹介したいと思います。 それではまた次回お会いしましょう。ごきげんよう Choping
NIPPON SOUL @ "We Got Jazz" MIDDLE EAST Concert & Open Jam
こんにちは、Chopingです。 今回は前回文末の予告を完全にスルーして、今週水曜日にBerkleeからバスで10分、CambridgeエリアにあるMiddle Eastというお店で行われたShin Sakainoのバンド、”NIPPON SOUL”のJazz Liveがとても良かったのでレポートしたいと思います。 タイトルからお分かりのように、メンバーは4人中3人が日本人の卒業生もしくは在校生で、Berkleeをスポンサーに、日本でのコンサートやクリニックを視野に入れて活動しているとのこと。 Altoには今年秋セメスター入学かつ昨年メジャーデビュー後, 2ndアルバムも評価の高い寺久保エレナちゃん、keyboardには当Blogでも何度も紹介している大林武司君(卒業して現在自己のトリオを中心に活動中)、Bassに同じく当Blogおなじみ、Berkleeで最も忙しい日本人プレーヤーShin Sakainoこと境野慎一郎くん、ドラムにはBebopを愛して止まないトロント出身のおそらく日本人好みのプレーヤーAdam Arruda。スタンダード中心の1st set, Jam Sessionを交えた2ndセットという構成でした。 お店につくまで特に何の演奏イメージも持たずにふらっと行ったのですが、始まってみて、「あ、そうそう、こういうジャズがずっと聴きたかった!」というようなStraight Aheadでありながら、スリリングでエキサイティングな熱い演奏に気がついたら大興奮していました笑 店内の喧騒に加え、マイクなしというなかなかハードな状況で、生音でオーディエンスをあっといわせる攻めのAltoに、豊富なアイディアを次々繰り出しバンドのエナジーをコントロールする太いNordサウンド、しなる鞭のようなやわらかくもスピード感のあるビートで全体をひっぱるbass、そしてどっしり構え安定したビートを刻みつつもここぞというときに爆発力のあるdrumsの組み合わせがとても良かったです。別のハコ、特に生ピアノがある場所でやる時はぜひまた聴きにいきたいと思います。 グループの日本での活動については詳細が分かり次第また続報をお届けしますので、おたのしみに! さて、話は変わりますが、、、ここ何週間かボストンの天気は安定せず、僕もとうとう風邪を引いてしまいました。 数日前など最高気温15℃を下回ったと思ったら、今週末日曜日などはとあるニュースサイトによれば最高29℃だそうです…! ボストンの暖房は大概アパートに備え付けで、大家がいつオンにするかなどコントロールしているのですが、周囲には「もうついてしまって暑い」と不平を言う人や、「もうついていてもおかしくないのに」と不満を言う人など、不平不満をいう人で溢れています(少なくとも暖房に関しては)笑 ふと空を見上げてみると見事な秋晴れの日などもあり、紅葉・落葉の混じり始め色とりどりの街路を歩いていると、体調管理さえ気をつけていればボストンの秋も捨てたものではないなと思う今日この頃です。 次回は一応アメリカらしくBerklee近辺にあるハンバーガーショップの特集でもしようかと思っています。Wally’sについても近いうちに記事をアップしたいと思いますのでお楽しみに。それではまた次回お会いしましょう! Choping
Peter Erskine; Armand Zildjian Artist-in-Residence
こんにちは、Chopingです。 ボストンは秋で夜は大概涼しいのですが、日によって急激に蒸し暑くなったり、激しい通り雨が襲ったり、天気は乱れ気味。しかしそんなことはお構いなしにBerkleeではbeantown Jazz Festivalの一環でJames FarmやGary Burton Quartetがやってきたり日々イベントが目白押しです。 さて、今回はシンバルメーカーZildjian協賛のイベント、ドラムレジェンドのPeter Erskin氏を招いて行われたクリニックやBerklee Performance Centerでのコンサートの模様をお伝えします。 クリニックの方は1日目と3日目がドラマー向けマスタークラス、2日目がBPCで一緒に演奏するBigbandの公開リハーサルという形でした。上写真は3日目のクリニックの様子で、シンバルレガートやエクササイズなど様々なことについて生徒からの質問にも答えつつ話してくれました。 3日目の夜はBPCにてBerkleeの教授陣とコンボ形式で何曲か演奏したあと、Greg Hopkins率いる生徒によるビッグバンドBerklee Concert Jazz OrchestraがPeter Erskinをゲストに迎えて6曲演奏してくれました。シンバルレガートの美しさ(タッチ、ダイナミクスのコントロール)、タイムフィールの落ち着きぶりと言ったらもう、、、!この人は何があっても拍が縮んだりしません。さすがは達人の技ですね。。。 Peter Erskin@BPC_05Bulgaria(smallsized) これはPeter Erskinの曲の中でも特にカッコいい”Bulgaria”をBill Dobbinsがビッグバンドにアレンジしたものです。 その他、Stan Kenton, Count Basieなどの曲に加え、Greg Hopkinsのオリジナルも演奏され、大満足の1夜でした。 次回予告は今回はありません。おそらくBerklee周辺で若いJazzミュージシャンの登竜門となっているWally’sCafeの紹介または時間を少しさかのぼって生徒による過去のリサイタルを振り返るなどしたいと思います。 ではまたお会いしましょう!
Terri Lyne Carrington - The Mosaic Project
お久しぶりです、Chopingです。 さて、今日は先日9/20にBerklee併設のCafe939で行われたTerri Lyne Carringtonの女性限定グループ”The Mosaic Project”(http://www.terrilynecarrington.com/mosaic/)の無料ライブの様子をお伝えします。 Berkleeでもアンサンブルや個人レッスンを教えているTerri Lyneですが、やはり世界のTerri Lyne、本人がドラムを叩く姿が間近で見られるとあって、昼の公開リハーサルの時点からたくさんの人が集まっていました。CDからのメンバー数名と、サポートメンバーにNir Felder(gtr)、Berkleeの生徒からもHailey Niswanger[as*/fl], Tamir Shmerling[bs],*Shea Rose[vocal](*上写真左のHaileyのAltoはおそらくStraight Alto、*Sheaはプロジェクトに元々参加)がツアーに参加。 もしかしたら日本のテレビでも放映されたイベント、Tokyo Jazzで”The Mosaic Project”のステージを観た方もいるのではないでしょうか。サポートメンバーは生徒も含め、公開リハーサルではほぼ初見だったそうですが、そんなのお構いなしにグルーヴしまくっていて圧巻でした。 ※リハーサルの様子。楽しそう! 本番は立ち見が会場をぎっしり埋め尽くすほどの観客で、もの凄いグルーヴと熱気の中Terri Lyneの貫禄をしかと見せられました。いつ聴いてもなんて深いビートなんだろうと思います。そして激しさの中に包み込むような温かさのあるドラムで、とても心地よい時間を過ごせました! 次回はArmand Zildjian Artist-in-Residence Featuring Peter Erskineの様子をリポートしたいと思います。3日連続クリニック(内1日はbigbandの公開リハーサル)もあるとのことで、筆者も興奮しております笑 余談ですが、毎年この時期、9月〜10月は新入生の入学時期(日本でいう4〜5月にかけて)なのでたくさんのイベントが目白押しです。なるべくブログでもカバーしていこうと思うので、お楽しみに! それではまた次回お会いしましょう!
"Women of the World" concert at Carnegie Hall
こんにちは、Chopingです。 今回はニューヨーク、カーネギーホールにて3月15日に行われたバークリー発のバンド、”Women of the World”のコンサートについてレポートしたいと思います。(僕自身はコンサートを観られなかったので、コンサートを観た友人からの情報をもとに書かせていただきます。) Women of the Worldについて簡単に紹介をすると、リーダー植田あゆみさんを中心に世界各国出身の女性ミュージシャンが集まり、様々な国の伝統音楽などを国境を越えて(その国のオリジナルの言語で)一緒に演奏し紹介するエキサイティングなバンドです。 [Video 1; ] コンサートなど、ボストン市内に限らず幅広く精力的に活動しているのですが、今回はなんとカーネギーホール。 この時のためにメンバーも長期間にわたって準備していたというので、完成度の高さは容易に想像がつくのですが、ラスト1曲の終了後は満席の会場全体からスタンディングオベーションで喝采を浴びたそうです(!) 何を隠そう私、以前Berkleeの大ホール”BPC”にて50か国の女性ヴォーカリストのコーラスをバックに演奏したコンサートでは感動のあまり隣で観ていた人と一緒に涙してしまったことがあります。 今回は矢野顕子さんの『にぎしめしとえりまき』という曲が演奏されたんですが、なんと矢野顕子さんご本人が観にいらっしゃって、コンサート終了後にメンバーがお褒めの言葉を頂いたとのことです。これは聴きたかった! 日本の歌メドレー(『十九の春』と『にぎりめし〜』の2曲)を演奏する前にリーダーのあゆみさんがMCで東日本大地震について触れ、涙とともに”This is the time for us to be strong (because all we ever see on the news are the sad, devastating ones only)”と語った際には、ステージ上のメンバーだけでなく、会場全体で涙を拭う様子がうかがえたそうです。今回の地震に関して多くの人が心を痛めていると同時に、日本を応援してくれているということがわかり僕も心強い気持ちになりました。また、コンサート会場に設置された募金箱に集まった義援金は、米国赤十字を通して被災地域に全額寄付されるとのことです。 音楽で世界と繋がって、音楽で世界を繋ぐ、というのは決して簡単なことではないですが、今回のWoman of the Worldのステージのような成功例はとても刺激的ですし、こういったグローバルなバンドやサウンドが今後増えていくといいですね! では今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。 Choping
Japan - Play+Pray Project
いつも読んでくださってありがとうございます、Chopingです。 この度の東北地方太平洋沖地震により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。 今回は地震・津波の報を受け、ボストンコモン(学校から徒歩15分のところにある大きな公園)にて救助、復興支援のためのパフォーマンスを行っているBerklee生達の様子を紹介します。 本日の演奏には写真(上)でご覧の通りたくさんの人が集まってくれました。 忙しい中駆けつけてくれた大林武司くんとClay Lyonsの2人。(さすがの演奏に観衆も聴き入っていて、頼もしい限りでした。) ちょうど学校が1週間休みのため、多くの日本人学生や日本を応援してくれている学生達が協力して、このチャリティーパフォーマンスは平日も含めて毎日行われています。演奏参加者が次第に増えていくとともに、募金をしてくれる方もだんだんと増えていって、なんとも有り難いことです!もちろんチャリティーで集まったお金は全額寄付されるとのことです。 遠くボストンの地より、日本人だけでなくたくさんの日本を応援してくれている人たちのメッセージが届いて、 被災者の方々に少しでも元気が戻りますように。 1日も早い復興をお祈り申し上げます。 それではまた次回お会いしましょう! Choping
Wayne Shorter Quartet@BPC
こんにちは、Chopingです。 今回は前回予告した通りWayne Shorter QuartetのBPCでのコンサートの模様をお伝えしたいと思います。 メンバーはいつも通り、Wayne Shorter(Ts.&Ss.)、Berklee内のGlobal Jazz Instituteで教鞭をとるJohn Patitucci(b.), Danilo Perez(P.)、それからBrian Blade(ds.)で、テーマやモチーフを演奏した後、のっけからフリー寄りの空中戦でした。 セットリストを入手したので記載します。 Zero Gravity /Lotus /Over Shadow Hill Way /She Moved Through the Fair /Flying Home to Rio /Starry Night アンコールでは確実に“I’ll Go My Way By Myself”が演奏されたのですが、その他の曲についてはフリーの中でモチーフとして、テーマとして順不同に現れたものです。(ただし、これらの曲が演奏されたことについてはDanilo, John, Brianが確信しているとのことです。) もはや長年一緒にやってきているだけあって、バンド全体がスピリチュアルな雰囲気になっているのですが、さすがスーパープレーヤー達はグルーヴを絶やしません。前半の真ん中のあたりでグルーヴにシェイプが生まれてからは全員がいきいきとしてもの凄いスピード感でした! Wayneのサックスの音色はバンド全体をまとめあげるのに十分力強く、同時に全体を包み込む温かさも持ち合わせていて素晴らしかったです。 バンド全体としても、各々がその場面でに自身の担っている役割を瞬時に把握した上で、膨大な引き出しから完全にフィットするものを提示し続けていたので、フリーなのに混沌とせずMotivicかつ非常にDramaticで、僕は始終注意を引きつけられてアナザーワールドに連れて行かれっぱなしでした。 たくさんのことが同時に起こっているのにも拘らず、メンバーのリラックスした音を聴いて、コンサート後はなんだかとてもオーガニックな印象でした。 ところで余談ですが今回はBPCの2階席最上部での鑑賞だったんですが、意外に音響が良くて目の前で演奏をきいているかのようなバランスでした。そういうことがあるんですねぇ。BPCに何回も足を運ぶ機会のある方はぜひ試してみてください笑 それではまた次回お会いしましょう! Choping
Sing Song with Bobby McFerrin @ The BPC
こんにちは、Chopingです。 今回は先日2/24にBPCにて行われた”Sing Song with Bobby McFerrin”と題された一大イベント、現在Berkleeに特別滞在して教鞭をとっているあのBobby McFerrinと、Berkleeの教授でBobbyの盟友であるJoey Blake、そしてそのVocalアンサンブルの生徒達による「声だけのコンサート」の模様をレポートしたいと思います。 James Taylorが来たときもしかり、ヴォーカリスト関連のイベント時は毎度のことなのですが、BPCの周り1/4周ぶん行列が、、、! というのもBobby人気は勿論のことながら、アンサンブルに応募した世界各国出身のヴォーカルの生徒達が22人ステージに上がるというので、それだけでもかなりの集客効果があったのでしょう。BPCが2階まで満員でした! いやあ、なんといってもBobbyの声、グルーヴ、カリスマ性は圧倒的でした。リズム、ベースからメロディまで全部一人で完璧に歌ってしまえる人だけに、全体の一部になった時の包容力が半端ではないのです。優しい人柄が伝わってくるようでした。 コンサートはリズム、ベース、ハーモニー、そしてメロディをすべてVocalだけで歌い、曲ごとにソロだけでなく編成もメロディを誰が歌うかも変わるのでバラエティに富んでいて面白かったです。 客席にマイクが向けられて合唱に全員参加したり、Bobbyがハーモニカを持っていたお客さんをステージに呼んで一緒にブルースを演奏する、なども一体感があって良かったです。 何人かの生徒がBobbyとジャズスタンダードを一緒に歌うというなんとも羨ましいセクションもいくつかあったりして、出演した生徒達はみな感無量という感じでした。出演した友達数人も人生最高の気分だと言っていました!、、、そりゃそうだ(笑羨) Bobbyが昨年の秋、新入生歓迎会のバーベキューパーティーに初めて姿を現してから約半年、その集大成と呼ぶべきコンサートは満員の観客とスタンディングオベーションで幕を閉じました! 次回はWayne Shorter Quartet@BPCについて書こうと思っています。 それでは今回はこの辺で! Choping
WRITE OF SPRING 2011@BPC
こんにちは、こちらは雪が一度溶けて春が来たかと思いきや再び降雪に見舞われたBostonです。 本日は2/23にBPCで行われた毎年恒例Jazz Composition 教授陣による6 hornアレンジのコンサート、”Write of Spring”について書こうと思います。 演奏されたのは、Dick Lowell, Winnie Dahigren, Arthur Felluca, Darrell Katz, Scott Free, Jackson Schultzの5人の教授および卒業生のもので、 演奏、指揮していたのも主に教授陣(+卒業生)でした。 スタイルやフォーム、アレンジテクニックも様々で面白かったんですが、 僕が注目していたのは「この人の授業をとらねばJazz Composition Majorの意味が無い」とも言われる最重要人物、Greg Hopkinsのトランペット(2nd)です。 バンドの他の殆どの教授陣が事前にリハーサルをしていたのですが、彼はコンテンポラリーのやや複雑な譜面を初見という状態で全てのアレンジにおいてノーミス。 6曲中4曲Gregのソロセクションがあったんですが、ソロ中の自分のkicks(キメ)や他パートのバックグラウンドヒッツまで完璧に視野に入れたソロをとっていて、あっけにとられてしまいました、、、! 演奏後に話したときも当の本人は余裕で、「初見だったんだよ、ダハハハ」と普段通りの陽気な調子で凄いなぁと思いました。 何せBuddy Richのバンドでアレンジャーとしてだけでなく、プレーヤーとして長年吹いていた猛者ですから。。。納得ですね。ははは Gregはトップレベルの生徒を集めて編成されたBerklee Concert Jazz Orchestraのリーダーでもあるので、Performance Majorの人からの知名度も高く、そのコンポジションのセンス、スピード、テクニック、知識量の凄さからCompostion系生徒からの信頼ももちろん厚いので、Berkleeに来たら一度は授業を受けたい先生と言えるでしょう。 Greg Hopkinsについての詳しい情報はこちら↓ http://www.berklee.edu/bt/162/bb_faculty_profile.html http://www.berklee.edu/faculty/detail/greg-hopkins では今回はこの辺で! Choping
Student Recital 7 - Spain The Lighter last concert @BPC
こんにちは、Chopingです。 本日は昨年リサイタルの模様をお伝えしたSpain the LighterがBPCで行った最後のコンサート@Berklee Performance Center (BPC) について書きたいと思います。 -Mario Carrillo: Electric bass/ Doublebass -Jorge Pérez: Percussion/drum/imitation -Dani Garcia: Piano/keyboards/drums -Juan Pérez: Piano/guitar/cajón/voice -Publio Delgado: Electric guitar/zanfoña 前回のリポートはこちら→ http://www.berklee-blogs.com/2010/10/生徒による凄いリサイタル特集②/ 最後というのも、メンバーのJorge(ホルヘ、ドラマー兼パーカッショニスト)がスペインに帰国したり、メンバーが近々卒業ということで、 バンドとしての活動が難しくなるためだそうです。 日本にツアーに行ったりしてくれないかなと思っていたので、とても寂しいです。。。! しかし先日のコンサートは期待を決して裏切らない、素晴らしい盛り上がりを見せていました! インストゥルメンタルの音楽で、会場のBPCがあんなにエネルギーに満ちたのは僕が体験した限りでは初めてだったかもしれません。 今回はピアノ兼カホンのJuanによるフラメンコギターのソロ弾き語り(両親がフラメンコ歌手のため、筋金入りです)で幕が開き、のっけから大興奮でした! いやー、コブシがまわってましたね。そしてマイクいらずのもの凄い声量。彼らの多才ぶりには驚かされるばかりです。。。 スペインに帰国してしまうJorgeが、最後ということで(?)ダンスを披露で会場が大爆笑(笑) 謎のかぶり物のオバケ(?)も登場したりしてエンターテインメント性も十二分でした! ギターのPublio曰く、スペインの有名人の動きの物まねだったということですが、、、ちょっとその場ではわかりませんでした笑 例によってキーボードのDaniもドラムにスイッチ。その場合Jorgeがパーカッションにまわります。面白いバンドですね笑 リーダーのMarioからコンサートのDVDをもらえることになったので、彼がokならばいずれビデオの一部もアップできるかもしれません。 バンドは解散ですが、メンバー全員がもの凄い才能にあふれているので、別の機会に名前を聞くことがあるかもしれませんね。そのときは要チェックです! ブラジルにいった時も同じこと思ったんですが、自国に歴史ある独自のリズム音楽があるって羨ましいですね! まず、その国の殆どの人がその音楽のダンスのステップや手拍子のパターンを知っているというのが驚きです。あんなに複雑なのに! 思わずスペイン行きの航空券を買いそうになってしまったコンサートでした笑 それではまた次回お会いしましょう。 Choping
Winter in Boston1
こんにちは、Chopingです。 冬休みの間ずっとブラジルにいたのでしばらく更新を空けてしまいましたが、これからまたBerkleeとボストンの今をお伝えして行こうと思いますので、あらためまして今年もどうぞよろしくお願いいたします! ちなみに私事で恐縮ですが、ブラジル(南半球のため季節は夏)から戻り、温度差で風邪を引いたりしていました。最大温度差は約50℃です!笑 さて、ボストンですがこちらは毎日が氷点下10℃~20℃の極寒で、大雪が降った直後は写真のように白銀の世界と化します。うー、寒い。。。 さらさらの雪にダイブしたりするのは楽しいですよ!笑 学校のあるMassachusetts Avenueもご覧の通り。 キレイですね~! 、、、ただしそれも良いことばかりではなく、たとえば明後日は大雪(50センチ以上積もると予想されています)のせいで学校が閉まってしまうらしいです。授業によっては補講してくれない場合もあるので、わーい雪だー!と喜んでばかりもいられませんね。。。 あと、翌日になると街中に雪を溶かす薬がまかれ、道の汚れと相まって溶け残った雪や水たまりが灰色になってしまうので、あまりきれいとは言えません笑 それでもソリで遊んだり雪はなかなか良いものです。 旅行でボストンを訪れる際は夏をお勧めしますが、冬には冬の楽しみがある。。。!と思いたい今日この頃です。 う〜、寒い。。。 それでは次回またお会いしましょう。 Choping
Ruffus(Rafael Aguiar) Senior Recital @1A
こんにちは、Chopingです。 今日は先日行われた”Ruffus”ことRafael Aguiarのシニアリサイタル@1Aの模様をお伝えします!大親友のリサイタルなのでテンション高めです笑 メンバーは、 Rafael Aguiar (Alto Sax, Brazil)、Publio Delgado (Guitar, Spain)、Greg Osby (ゲストAlto Sax, Faculty)、Ayumi “Alma” Ueda (Voice&Crystal Singing Bowl, Japan)、Christian Li (Pno, New York)、Shin Sakaino (Bass, Japan)、Albader Basil (Ds., France)で、基本フロントがAltoSax+Guitarのクインテット編成で、曲によってVoiceやゲストのAltoSaxが加わるという形でした。 (ゲストのGreg Osbyは言わずと知れたジャズ界の大御所で、Ruffusの師でありよき友でもあります。) 良かったことがありすぎて何から書いていいか迷うのですが、とにかく感動的なリサイタルでした! 1曲目からKurt Rosenwinkelの”Turns”で全員が炸裂し(あの難曲で…!)、そして会場があたたまったところで2曲目、3曲目、、、と以降Ruffusのオリジナル曲が続きます。個性派ぞろいのバンドメンバーで、果たしてどんなサウンドになるのかと楽しみにしていたんですが、Ruffusの温かいAltoの音色が全体を包み込んで一つのカラーが出来ていて、とてもリラックスして聴けたのが良かったです。曲が進むにつれ難度がどんどん上がっていったのですが、それに比例して全員のテンションが上がっていくという、最強メンバーでした笑 特筆したいのが、2曲目の”Japanese Air”です。タイトルからお分かりのように、日本大好きなRuffusが和風サウンドにインスパイアされて作った曲で、それにあわせてVoice&Crystal Bowlの植田有由実さんがRuffusの書いた詩(詞)を朗読。バンドが一体となって壮大な風景を描き出していました。 わたくし事で恐縮ですが、Ruffusが演奏前にこの曲は僕に捧げるとMCで言ってくれて、感動のあまり涙なしには観られませんでした。。。 ※すべて暗譜でアツいソロを弾くPublio。ちなみにこの男、日本語マスターです笑 プログラムの出身地が冗談で「淡路島,Japan」になっていた。。。いつも一緒に遊んでるのだけれど、頭の中いったいどうなってるんだろ笑 ※毎度ながら太いエネルギーの塊が飛んでくるようなソロを聴かせてくれるChristian Ruffusはこの日のためにすべてをなげうって少しでも良くしようと準備していたのを知っていたので、見終わった時の感動はひとしおでした。 ほんとに良いリサイタルだったなぁと思います。 それではまた次回お会いしましょう。 Choping
Takeshi Ohbayashi's Senior Recital @Steinart Hall
こんにちは、Chopingです。 本日は生徒のリサイタルシリーズ第5弾、ピアニストの大林武司君のシニアリサイタル@Steinart Hallの模様をお伝えしたいと思います! 今回はBerkleeでトップレベルの演奏系クラスを教えるDave Santoro(b.)とのピアノ+ベースDuoでした。 今までずっと彼について日本の皆さんに紹介したいと思っていたので、ついに念願叶ったりで個人的にとてもうれしいです! Berklee選りすぐりのメンバーで構成され、Danilo Perez, Joe Lovano, John Patitucchi, Antonio Sanchezらが教鞭をとる”Berklee Global Jazz Institute”において、ピアノのChristian Liとともに名実共にトッププレイヤーとして知られ、数々のコンペティションで入賞経験のある素晴らしいピアニストです。Terri Lyne Carrington Groupのレギュラーピアニストとしても活動しています。 会場のSteinart Hallとはかの有名なSteinwayピアノの直営店に併設された演奏会場で、武司君がやっていたピアニストとしてのインターンシップの関係で、ここで演奏することとなったようです。もちろん使われていたピアノはもの凄く良いピアノでした!(じゅるり。。。 開演時間になると会場は大物教授陣を含めよく知られた顔で一杯に。 スタンダードナンバーを中心に、武司君のオリジナルや先日紹介したDjavanのSamba Dobrado(たまたま僕の大好きな曲でした)なども演奏していました。たびたび聞こえるカウンターメロディーや、淀みない一筋の水の流れを思わせる彼の滑らかなフレージングには脱帽で、全てのメロディが有機的に繋がっていて、まさに「耳」を離せないとはこのこと。 なんといってもピアノ自体の善し悪しに拘らず、彼のタッチは素晴らしいです。左右のバランスはもちろん、優しくて力強いトーンは、始まって間もなく会場のオーディエンスを説得するのに十分でした。 トラディッショナルからコンテンポラリーまで、彼ほど新旧のスタイルを熟知している(弾き分けられる)ピアニストは珍しく、曲によって、場面によってそれらを自由自在に使い分ける様はまるで手品でも観ているかのようです。 大林武司君と同じ時期にBerkleeにいられたことは、僕にとってものすごいラッキーだったと再確認。コンサートを観終わった後の清々しさと言ったらなかったです。 彼はたまに日本ツアーを行ったりもしているので機会があったら必ず観に行ってみてください! ※オマケ写真(展示場の1階にあった、ガラスの中にピアノが浮き上がって見える置物。なんか気に入ったので。。。) さて、次のリサイタルシリーズはブラジル出身、Alto SaxのRuffus (Rafael Aguiar)のシニアリサイタルについてお伝えします!お楽しみに!! それではまた次回お会いしましょう。 Choping
Today's Featured Student Recital 4
こんにちは、Chopingです。 今日は生徒のリサイタル特集第4弾ということで、先日Berkleeの1140ビルで行われたMarton Juhasz(ds.)のリサイタルの模様をお伝えしたいと思います! 今のところは写真のみのお届けですが、映像のDVDが出来上がり次第ビデオも掲載できると思います。(Berkleeで行われる全てのコンサートはちゃんとしたビデオカメラで常に記録されるのです。) メンバーは、Mattew Halpin (TSax., Ireland), Alan Benzie (Pno., Scotland), Dylan Coleman (Bass., U.S.), Marton Juhasz (Drums., Hungary)のカルテット編成。 Alanに関しては以前ここでも書きましたね。今回のリサイタルでも素晴らしかったです!人気者はあちこちのリサイタルに出ているので、今後もどんどん重複していく予定です笑 構成はスタンダード曲+彼のオリジナル2曲で、以前Martonとジャムセッションをした時も思ったんですが、彼のドラムは柔らかくて本当に周りをよく聞いているので、共演者、ひいてはお客さんもついつい盛り上がってしまうのです。とにかく無駄が少なくて、手数が多くなっても音量が大きくなってもうるさくは聴こえない、これってかなり凄いことだと思います。 演奏以外で普通に話していても彼の温かい人柄(but何の前触れもなく突然面白いことを言ったりする)が演奏にそのまま出ていることがよくわかります。 Martonのオリジナル曲でのソロセクション、Alanが炸裂していて客席からも叫び声が。笑 それにMonkの曲でのDylanのベースソロも完璧でした。また、Matのsaxも表情豊かでかつ繊細で、メンバー全員にそれぞれの見せ場がちゃんとあってとても良いリサイタルでした。 オリジナルも美しかったし、なんといっても生徒の間でのコンテンポラリーブームまっただ中、スタンダードをゴキゲンにグルーヴさせた演奏が聴けたのが逆に新鮮で良かったです! リサイタルシリーズ、次は大林武司くんのシニアピアノリサイタルについて書く予定です!お楽しみに◎ それではまた次回お会いしましょう。 Choping
Djavan concert @BPC
こんにちは、Chopingです。 今日は先日10月末(ハロウィンの日でした)にBerklee Performance Centerにて行われたブラジルのスーパースター、Djavanのライブの模様をお伝えします。 会場に着いた途端、周囲から(ブラジリアン)ポルトガル語が聞こえ始めます。こうした機会を通じて、その地域に住むその国の人が一斉に集まるというのは、素晴らしいことですね!もちろん他の国からもたくさんの人が来ていました。例によって満席。 ハロウィンの日ということもあって、通りには仮装の人たちもいたんですが、仮装パーティーはおおかた前日の土曜日までに終わっていたので、コンサートに仮装して来ているのは僕を含めごく少数でした笑 後ろの人の視界の邪魔になるといけないので、アフロのカツラも取りました(苦笑) 前半はアコースティックでしっとりと、新曲中心に演奏していたのに対し、後半はエレクトリックになり、”Flor de Lis”, “Samurai”, “Sina”など、代表曲のオンパレード。イントロで何が始まるか分かったりしてにんまり笑 彼のライブを見るのは初めてだったんですが、ライブ音源同様、凄いのは観客が殆どの代表曲を完璧にそらで歌えることです。シンコペーション連続の難曲をよく普通の人たちが歌えるもんだなぁと、、、。これが日本だったら全員で裏返って合唱したりしてそう爆 スペインのフラメンコに触れた時も思ったのですが、海外にはしっかりと根の張った凄い音楽文化があるんだなぁと。 最後の数曲は、Djavanが「みんな前に出てきて踊ろう!」と言ったために、後ろの方の人たちもみんな座席を離れてステージ前に詰めかけ、踊り狂うというお祭り状態!知っている曲が次々演奏されて僕も大盛り上がりしてしまいました。 機会があれば是非また見に行きたいコンサートです! 最後に、僕の好きなYoutubeのDjavanのビデオを貼り付けておきます★ “Sina”のアレンジに関しては、今回はまったく違ったスタイルだったのですが、ライブの雰囲気はこんな感じでした! それでは今回はこの辺で。次回またお会いしましょう。 Choping
Ryuichi Sakamoto Solo Concert @ BPC
こんにちは、Chopingです。 今日は先日10/20にBerklee Performance Centerにて行われた坂本龍一のピアノコンサートの模様をお伝えします! 現在NYで音楽活動をされている氏ですが、ここボストンのしかもBerkleeのコンサートホールにやってきてくれました。 会場は満席。ステージには巨大なスクーリーンが設置されていて、曲ごとに雰囲気のマッチした映像が流れていて素敵でした。視覚でも楽しめるコンサート。 坂本龍一がステージに登場する直前の10分間、不思議なことに会場からいっさいのざわめきが消え、静まり返ったんですがあれは一体なんだったんだろう??観客も殆ど日本人ではなかったのになぜか日本式の鑑賞スタイル?笑 ともかく、それがただならぬ緊張感を生み出していたことは間違いないです。1曲目、氏が登場し、真っ暗な会場の中こうこうと光るディスプレイをバックに、ピアノの低音域や弦の直弾きを活かしたダークな雰囲気の即興ピースで始まり、「これから何が始まるんだろう」という会場の緊張感は否が応にも高まります。 そしてそれに続いた氏の美しいオリジナル曲達。キャッチーなメロディ、明確なトーナリティの出現には思わず「安堵」のため息をついてしまいました。これが「テンション&リリース」の力か。。。笑 とても興味深かったのはステージには2台のグランドピアノ(おそらくヤマハのMIDIグランド)が置かれており、1台は氏が自分で演奏し、もう1台は無人。しかし2台のピアノは見事なDUO演奏をしていました。ルバートの部分もあったので、固定のシーケンスにあわせて弾いてるとは考えにくく、おそらく氏が何らかの方法でコントロールしていたんだろうな、と思います。うーん、手品みたいでした…! Merry Christmas Mr. Lawrenceなどの代表曲も演奏され、ファンは大満足。 そしてなんと、会場で偶然一緒になったプロデューサー/ベーシストの塩田 哲嗣さんのご厚意で、コンサート後に楽屋にお邪魔させていただくことができました!(Noriさんどうもありがとうございます!!) 歴史的観点から見たアメリカ音楽の成熟度や、ブルースのルーツ、アコースティック楽器のレコーディングをとりまく環境の変化などについて、とても興味深いお話を伺うことができました。 「ウッドベースなんていうのは、ノイズの中に音楽があると言っても過言ではない楽器だからねぇ」という氏の台詞がとても印象的でした。マネージャーさんもとても良い方で、勧められるままシャンパンをごちそうになってしまい恐縮の限り、、、ヒック ひとつだけ悔いが残るのは、一緒に写真とってもらうのを忘れていたことです。。。やはりめちゃくちゃ緊張していたんです(笑) そして驚いたことに、この公演を含め、北米ツアーの模様は早くも翌週にはiTunes Storeでライブ音源として公式にリリースされていました!なんと速いこと!(驚)この日の雰囲気がばっちり録音されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。 http://itunes.apple.com/jp/album/ryuichi-sakamoto-playing-piano/id400179663 それでは今日はこの辺で。次回またお会いしましょう。 Choping
Maria Schneider Clinic & Special Class
こんにちは、Chopingです。 本日は先月末に行われた、今をときめくJazz Composer/ArrangerのMaria Schneiderによるクリニックおよび、今週火曜日にMariaが僕も含めてたった10人程度のJazz Composition 2のクラスにやってきた時の様子をお伝えします! 今回、残念ながらビデオ映像は本人の意向によりお届けできませんが、どんな話をしてくれたのか、印象的なエピソードをピックアップしてお伝えします。 クリニックはDavid Friend Recital Hallで行われ、Jazz Compositionメジャーの生徒をはじめ沢山の人が来ていました。 開始前にMariaが自分でピアノをステージに運んでいたのが印象的でした(なんて良い人なんだ、、、!) ステージ中央にポツンと置かれた小さな椅子に彼女が座り、まず自分の音楽キャリアについて一通りマシンガントークで話し尽くしてくれました笑 子供の頃初めてピアノを弾いた時のことから、初めてピアノを習った近所に住んでいたちょっと変わったピアニストの話、ジャズキャンプで自分の書いた曲を一流ミュージシャン達に初めて演奏してもらった経験、Bob Brookmeyerに師事して学んだこと、そして憧れだったGil Evansのアシスタントとして働くことになった経緯(Gilの音楽を知ったきっかけは、レコード屋で好きなBill Evansのとなりにたまたま彼のCDがあって、興味を持ったのが始まりらしいです笑←アメリカのレコード屋は名字順にCDが並んでいるので)などなど。 凄いなと思ったのは、彼女の思い立ったが吉日といわんばかりの行動力です。全然面識のないGilの電話番号を調べていきなり電話してしまったエピソードには会場も爆笑でした(そのときは結局繋がらなかったものの、巡り巡って後にBob Brookmeyerから紹介されることになるんですが。) それから、これはJazz Comp 2の授業でも話してくれたことなんですが、彼女のモードに対する捉え方(特定の基準音から始まるスケール中の半音階の位置によって、最も明るいリディアンからスタートして、ロクリアンで最も暗くなるというもの)をピアノを弾きながら説明してくれました。この考え方は転調でシーンの明るさを変えるときにも応用でき、ホントに興味深い話でした。 クリニックのときの録音をアップしますので、ぜひ聴いてみてくださいね! Maria Talking about Modes2 クラスでもクリニックでも生徒一人一人の質問に、面白いエピソードを交えながら丁寧に答えてくれました。 ちなみにクラスで僕が質問した「作曲の際、アイディアを詰め込みすぎて、小さい枠にはまってしまわないようにするためにしていることは?」という質問に対しては、「Dance!!」といって自分がGiant Stepsをアレンジしたときに部屋の壁中に踊りながら思いついたメロディーを書き殴っていったエピソードを話してくれました笑 あと、コンピューターを使わずにまずは大きなオーケストラスコアに、小節線を弾かないでアイディアの断片を自由に配置していくという彼女の作曲方法も紹介してくれてとてもためになりました。 実は夏のNewport Jazz Festivalでも個人的に少しお話ししたりして、たった2、3ヶ月の間に3回も会ったんですが、毎回必ず思うことは、エレガンスを身にまといつつももの凄くエナジェティックな人だなぁということです。 年内にまたBerkleeに戻ってきて、コンサートもしてくれるとのことなので楽しみです! それでは本日はこの辺で。次回(坂本龍一@BPCレポートです)またお会いしましょう! Choping
Today's Featured Student Recital 3
こんにちは、Chopingです。 (写真を付き本文を見るにはタイトルをクリックしてください) 生徒のリサイタルシリーズも3回目になりましたが、今日は10/21に行われたChristian Li (p.) Trio@1Wの様子をお伝えしたいと思います。 個人的にはこの日を凄く楽しみに待っていたんですが、それは他の多くのジャズプレーヤー達も同じで、 午前のピアノのLabクラス(同じ楽器の人だけを集めて特定のテーマに沿った授業をするクラス)に行ったら、もうChristianのリサイタルの話題で持ち切りでした。 彼についての紹介は、こちらをご覧ください! http://www.berklee.edu/events/detail/7759/christian-li-trio Global Jazz Instituteでもピアノの大林武司君と並んで活躍し、押しも押されぬバークリーのエース。天才です。 常にニコニコしながら凄まじい演奏を繰り広げます笑 バンドはBass: Zach Brown、Drums: Corey Fonvilleでした。リサイタルの部屋はなぜか一番小さいところだったため、もちろん満席で、最後列に立ち見の客がわんさかいました。 1曲目のウォームアップのアップテンポブルースから全開で、最後まで60分間、息もつかせぬ迫力満点の演奏でした。 Gone With The Wind, SkylarkなどのJazzスタンダードソングを交えながら、彼のオリジナル曲やベースのZachのオリジナル曲を披露してくれたんですが、この日一番衝撃だったのはベースのZachの曲のイントロです。Christianが自由に即興を弾き始めて、それがだんだんと形を帯びてきたところでなんと即興インヴェンション(2声のカウンターポイント)になりました。両手で別々のメロディーを、不協和音になることなく完璧なハーモニーで弾ききっていました。。。そのときは衝撃すぎて気付かなかったんですが、なんとE minor (途中でG minorに転調)の”枯葉”のコード進行に基づいて弾いていたようです。無意識?! 終わった後に間抜けな質問であることを自覚しつつも「アレは一体なんだったの?」ときいてみたら、「僕はバッハが好きだからバッハをいっぱい練習したんだ!」と満面の笑みで答えてくれました。ははは 、、、普通バッハ練習したからって、即興でバッハみたいなこと完璧にできる人なんていませんよね笑 フレージングのブレスポイントといい、モチーフを展開させていく速さといい、なんだか若かりし頃のキースジャレットを生で聴いているような感覚を覚えました。 人が言っていたことの引用になりますが、Berkleeに来てよかったと思うのは、やはりこういった天才を間近で見られることです。 1万円払って「雲の上の人」として見るのと、タダで同じ生徒同士の立場から見るのとではだいぶ違いますよね。ショックが大きい分成長できると思うんです。 、、、ところでこのリサイタルを見た直後からそのショックが抜けきらない今日この頃(苦笑) ありがとう、Christian!! 興味がある方は彼のmyspaceのページも覗いてみてくださいね。 というわけで、次回またお会いしましょう! Choping
Today's Featured Student Recital 2
こんにちは、Chopingです。 リサイタル特集と題しまして、その第2弾です。 今日紹介するのはMario Carrillo “Improvised Creations + Spain the Lighter”@David Friend Recital Hall!! スペインはマドリッド出身、ベーシストMario Carrilloのシニアリサイタル(卒業前最後のリサイタル)です。 前半部はImprovised Creationsと称して全て即興で、終始緊張感溢れるまさに出たとこ勝負。 彼の先生であるBrunoとのベースデュオに始まり、上で取り上げたAlan Benzie(p.)、2人のギタリストKenji HerbertとSung-Ho Choiを迎えた4人での即興。それぞれが通常ではない楽器の弾き方(例えばベースなら胴体を打楽器として使ったり、エフェクターを用いて弦に指をスライドさせることでSFX的な音を出したり)も取り入れながら、いわゆる「フリージャズ」というよりは「自由」な演奏を繰り広げていました。それぞれがジャズの基本的な楽器ごとの役割にまったく縛られていないという意味で、新鮮な音楽でした。 全員が手探りで演奏しているのに、バシッと1本筋の通った(程よくまとまった)演奏になっていたのは、Marioのリーダーシップと共演者への信頼によるところが大きいのでしょう。ミラクルな瞬間がたくさんあって鳥肌が立ちました! そして後半部、彼のレギュラーバンド”Spain the Lighter”が登場し、緊張溢れるフリーの世界から一気に情熱的なスペインのサウンドに。ライティングも途中で青色から赤色に変わっていました笑 個人的にこれは良い意味でかなりショッキングなステージでした。 というのも、僕があまり本場のフラメンコに造詣がなかったのもあるんですが、フラメンコのリズムの要素を基本に据えつつジャズやフュージョンのアプローチもうまく融合させてパワフルで新しい音楽を創っていたからです。 ジャズのコンテクストではまったく聴いたことがないようなハーモニーやリズムが盛りだくさん。 メンバーのリズムは信じられないくらいタイトでした。16分音符単位でガッチリかみ合っていて、複雑なポリリズムも、意図的にずらした音符も見事に全部ハマりまくり。フラメンコだけに観客席にいた何人かのスペイン人とおぼしき人たちがカッコイイフレーズがきまると”Ole!!”と叫ぶのでそれも会場のテンションを上げていました!笑 そして何より驚いたのは、ピアノのDaniel(ダニエル)とカホンを叩いていたJuan(フアン、彼の家系はみんなフラメンコ奏者らしくカホンの手つきが凄かった。。。)、それにドラムのJorge(ホルヘ)がスイッチして、Juanがピアノ、Jorgeがカホン、Danielがドラムになってもタイトさや全体のエネルギー量が全然変わらな(落ちな)かったこと。一体どれだけ楽器うまいんだ、この人たち。。。笑 アメリカだからといってアメリカの音楽だけでなく、こういった様々な国の音楽が本場のプレーヤー達による演奏で聴けるのは、全体の約半分が留学生で占められるバークリーならでは。日本にもこういう場所がもっとあったらなぁと思いました。 ちなみにMarioも日本語がかなり喋れるので、日本にツアーで来た際などに話してみてはいかがでしょうか?笑 気になった方はこちら(http://spainthelighter.weebly.com)でチェックしてみてください! それではまた次回お会いしましょう。 Choping
Today's Featured Student Recital 1
こんにちは、Chopingです。 (写真付き本文を見るにはタイトルをクリックしてください) 今日は生徒のリサイタル特集と題して、僕が最近みた生徒のリサイタルの中から、印象的だったものを紹介していきます。 今日紹介するのは、Alan Benzie Trio@Berklee Performance Center(BPC)!! スコットランド出身、Berkleeにおけるジャズピアノプレーヤーの中でも屈指の実力、若くてグングン成長中のAlan Benzie(p.)のピアノトリオ(ベース:Dylan Coleman、ドラム:Jun Young Song)です。 前回、同じくBPCでピアノマンデー(不定期で毎月(?)月曜日に開催されるピアノプレーヤーをフィーチャーしたコンサートイベント)のバンドのひとつとして出演したときも凄かったのですが、今回はもうまさに度肝を抜かれました。 曲は全て彼のオリジナル。力強いメロディーによく練られた構成で、ピアノトリオの持ち味が存分に活かされていました。 なんといってもメンバーが鬼のようにリズムに強く柔らかく、どれだけ複雑なことをやっていても安心して聴いていられるので、凄いなぁと感心。 大舞台での落ち着き様も、さすが場数を踏んでいるなぁという感じで、MCでもジョークを飛ばして観客を爆笑させていました。 全体としてはヨーロッパジャズ(特に北欧のテイスト)がそのままアメリカにやってきた、という感じで、ヨーロッパのアーティストはなかなかアメリカに来ない傾向があるのでレアな体験でもありました。AlanとはピアニストJacob KarlzonやEsbjorn Svenssonなどの話で盛り上がったことがあるのですが、まさにそういう影響をうまく取り込んで完全に自分のモノにしている演奏でした。 うーん、見事! Alanはこのごろ凄いスピードで日本語を覚えているので、機会があったら日本語で話しかけてみてはいかが? きっと予想だにしない面白い答えが返ってきます笑 ではまた次回お会いしましょう。 Choping
Julian Lage Clinic
こんにちは。Chopingです。 まとめるまでに少し時間がかかってしまいましたが、今回は9/24にDavid Friend Recital Hallで行われた、ギタリストJulian Lageのクリニックについてレポートしようと思います! クリニックは彼のソロギター演奏に始まって、ギターディパートメントのチェアであるLarry Baioneとのデュオ、生徒演奏の批評などの合間合間に、リラックスしたムードの中、Julianが自身の音楽人生について語ったり、興味深い話を織り交ぜながら進行しました。 聴くたびに思うんですが、彼のインストゥルメンタルテクニックと抜群のタイムフィールに起因するギターとの一体感には毎度惚れ惚れします。ここで全てをお聴かせできないのは残念ですが、クリニックの中で特に良かった話と、それに関係する音源をお届けしたいと思います! 以下Julianの発言からの引用; ●『1-Minute Composition』 ギタープレーヤーが他の楽器のプレーヤー達よりも多くを求められるというのは素晴らしいことだと思う。これまで先生達にもっと「ドラマーのように」とか「ピアノのように」とか「管楽器のように」とか言われてきたんだけど、「ギターらしく弾け」ということはめったに言われたことがなかったんだ。だからギターって言うのがそれ単体で十分な楽器じゃないんだ、という風に感じることに疲れてしまった。それが3、4年前のこと。それで、自分は他の誰かみたいにサウンドするのは嫌で、自分が弾きたいことを弾きたいんだ、と気づいた。演奏者なら誰もがこのこと、つまりどうやって自分自身の声(音楽)を見つけるか、について考えると思うんだけど。僕の個人的な意見としては、演奏の癖、思考の癖、そういう表面的な層を取り除いた上で、残っている部分が自分自身のエッセンスなんだと思う。 それを見つけるために僕がやるのはフリーインプロヴィゼーション。1分間自由に即興してそれを録音する。それを1日10回、2、3ヶ月続けたあとで録音を聴き直す。すると何度も繰り返し起こっている「傾向」が見つかる。そういう風にして自分自身を学んで、そして自分自身から学ぶことができると気づくんだ。 Julianによる模範演奏をアップしちゃいます!すごい、、、 その1 Julian 1min 1 その2 Julian 1min 2 ※ポイントは真ん中30秒のところでその前の流れを汲みつつガラッと雰囲気を変えてみることだそうです。 ●生徒の演奏に対して(ギターとヴォーカルの生徒のデュオ) ただ君が弾くことになってるから弾いた音っていうのは、共演者と音楽的に繋がっていないんだ。ミュージシャン同士がバラバラだと、お客さんの意識もどんどん遠くに行ってしまう。最終的に曲が終わって拍手する瞬間まで全然違うこと考えちゃってたりね。」 ●インプロヴァイザーとしてのアイデンティティ 昔、先生にこう言われたことがある。「まず、できるだけKurt Rosenwinkelそっくりにソロを弾け。そして次に自分らしく弾く。最後にそのどちらでもないように弾け。」これは最高にヒップなことだった。 うーん、充実の内容ですばらしいクリニックだったなぁ。それにしてもKurt Rosenwinkelに始まって9、10月と凄いアーティストが立て続けにクリニックしに来てくれて、とても贅沢な気分です笑 9/29に行われたMaria Schneiderのクリニックについても近々書こうと思っていますのでお楽しみに! それではまた次回お会いしましょう。
Berklee BeanTown Jazz Festival
こんにちは、Chopingです。 先日9/25にはBerkleeの近所、Columbus通りで毎年恒例、Berklee BeanTown Jazz Festivalが行われました。 ジャズの屋外コンサートを無料で楽しめるというものですが、出店などで賑わっていて地域の催し物にもかかわらず会場は人、人、人でした。 なんといっても今年はThe Greg Osby 6 feat. Mark Turnerに加え、先日Berkleeでクリニックをおこなって記憶に新しいJulian Lageのグループも参加していて、見逃す訳にはいかなかったのです。(といってもこの2つのグループは同じ時間帯に別のステージで、と残念な被り方をしていましたが、、、笑) ちなみにGregは現在Berkleeで教えていて、Julianはつい最近までBerkleeの生徒でした。 友達の話によると、正午のステージに出ていたBGJI(Berklee Global Jazz Institute)のバンドでは、ピアノの大林武司君が炸裂していたそうです!寝坊して見逃しちゃった。。。これはかなり後悔。 なにはともあれ、ここのところボストンでは変な天気が続いているので、当日は晴れて良かった! ではまた次回お会いしましょう。 Choping Read more about the festival (English-language).
Clinic by Robert Glasper
これを読んでくださっている皆さん、はじめまして。 新しくこのブログを担当させていただくことになりました、Chopingという者です。 かんたんに自己紹介させていただきますと、Berklee2年目、Jazz Composition専攻のPianist/Composerです。 このブログではBerkleeで起こっている様々な刺激的な出来事や、ボストンでの生活についてビデオと写真を交えながら紹介していこうと思います。どうぞよろしくお付き合いください! 自己紹介は短めにさせていただいて、まずは先日9/22にBerklee Uchida BuildingにあるDavid Friend Recital Hallにて行われたRobert Glasper率いる”Experiment“(Derrick Hodge, Chris Dave, and Casey Benjamin)による公開クリニックの様子を、ビデオでご覧ください! 大物ゲストだけに、会場は2階席まで満席の超満員。構成は、冒頭部で数曲演奏した後、おなじみ生徒達による自由質問コーナーが続き、最後にRapperの を迎えての演奏で締めくくる、という形でした。 質問コーナーではRobertが上達のためのアドバイスや、どうやって作曲しているのか、など興味深い話をジョークを織り交ぜながら楽しく話してくれました。 クリニックでの彼の発言の中から印象的だったものを少しだけ紹介します。 「あるひとつのことを何度も何度も繰り返し練習していても、それが自分の演奏になかなか活かされなくて、もどかしいときがあるだろう。でもそれはある日突然に演奏の中にふっと出てくることがあるんだ!」 「俺が作曲する時は有機的なんだ。過去の様々な音楽から受けた影響を無視することは絶対にしない。他の誰かみたいな音になることをとても心配する人もいるんだけど、もし何も遮断せずに受けた影響の全てをうまく取り込んで、それを発信することを恐れなければ、自分の中にある様々な影響がうまくブレンドして、しれが自然に君自身の音になる。俺の場合はロック、ゴスペル、ヒップホップ、ブルースの影響をジャズの作曲に反映させてる。だから俺の曲にはAABAフォームとか、II-V-I進行とか、ジャズの典型的な要素は殆どないんだ。R&Bみたいになる時もあるけど気にしない。何と呼んでくれても構わないけど、それは俺以外の何物でもないんだ。」 「俺が知る最高のヴォーカリスト、Bilal Oliverなんかは、どんなスタイルの曲でも全てのキーで歌えた。ヴォーカリースト達への俺からのアドバイスは、楽器のプレイヤー達がやる曲を彼らのよく演奏するキーで練習して、歌えるようにすること。それによってヴォーカリストはもっと上達できると思うし、ジャズっていうのは、(ヴォーカリストだけじゃなく)演奏者全員が心地よく演奏できないとダメなんだ。」 クリニックのあとは、生徒のバンドとのジャムセッションをやってくれたり、めちゃくちゃ凄いのにとてもフレンドリーな皆さんでした。 週末金曜日にはBerklee出身、次世代のジャズギターヒーローといわれるJulian Lageのクリニックが行われました。その様子も原稿がまとまり次第お伝えできたらと思います。 それではまた次回お会いしましょう! Choping
Pro Toolsを使って、ラジオCM作り! Making jingles with Pro Tools
私は今学期、Introduction to Desktop/Digital Audioというクラスをとっています。 このクラスは、Pro Toolsを使った音楽作りを学ぶクラスなのですが、 そのFinal Projectで、30秒のラジオCMを作りました! 課題は、MIDIと自分の声を使って、自分で考えたラジオCMを作るというもの。 まず、どんなCMにするか考えるところから始めます。私はそのとき考えながら バタークッキーを食べていたので、バタークッキーのCMにすることに。(笑) それから、どんなバタークッキーにするかイメージを膨らませます。 私は聞いた人がほのぼのした気分になれるような音楽を作りたかったので、 「クッキーモンスターが森の中で作っているバタークッキー」という設定に しました。 そこでまたイメージを膨らませ、森の中の不思議な動物がバタークッキーを 作っている(少しメルヘン)に合う音楽の楽器編成を考えます。 今回は、チェレスタ、アコーディオン、ハーモニウム、ギター、ピアノ、 ドラムに決定しました。 今回はMIDIの音を使い、30秒にうまくおさまるように、作曲。打ち込み。 そして、クッキーモンスターのバタークッキーを聞いている人が 思わず食べたくなるような台詞を考え、レコーディングです。 全て録り終えたら、今回はCMなので、音楽はバックに、台詞がよく聞き取れるように Mixing。 完成です! ではお聞き下さい。「Cookie Monster’s Butter Cookie」です! Cookie Monster’s Butter Cookie いかがでしたか? 皆様がバタークッキーを食べたくなったら、成功です!!
"Musashi" @ Lincoln Center Festival, New York
週末を利用して、NYに行ってきました。 そして、リンカーン・センター・フェスティバルで上演される蜷川幸雄さんの舞台 「MUSASHI」を観てきました! 脚本:井上ひさし、演出:蜷川幸雄、音楽:宮川 彬良、主演:藤原竜也のこの舞台が アメリカで上演されるのはこれが初めて。 しかも、上演直前に売り出されたStudent Rush Ticketで、なんと1番前の席がたったの 20ドル!!安い! 宮本武蔵のお話が果たしてアメリカで通じるのか、アメリカ人はどんな反応をするのかと 思っていたのですが、初演がNYTimesで高く評価され、3日目の今日はチケットが全て Sold Outになっていました。 上演時間は3時間以上もあるのですが、俳優陣の見事な演技と、コミカルでよく練られた 脚本のおかげで、あっという間に時が過ぎてしまいました。 宮本武蔵役の藤原竜也さんと、佐々木小次郎役の勝地涼さんももちろん素晴らしいのです が、その若者2人を取り巻くヴェテラン俳優陣の演技が素晴らしく、長年の経験と修行と いうのは有無を言わせぬものがあって、とても感動しました。 台詞は日本語ですが、英訳字幕が出るので、日本人以外の人たちからも笑いが絶えず、 最後は盛大な拍手が起こり、日本の舞台がNYで上演され高く評価されているのを見る のは、とっても嬉しかったです。
Maroon5 Show @ Bank of America Pavillion
今日はMaroon 5 のライブに行ってきました! Bank of America Pavillionという、ボストンの港のすぐ近くにある野外ライブ会場にて、 Maroon5がボストンにやってきました! 今日はとっても風が気持ち良くて、雨の天気予報だったのも嘘のよう。 夏はやっぱり野外ライブですね! Maroon 5 はバンドメンバーそれぞれがとても上手くて、しかも、全体のバランスが 見事に調和していて、とってもかっこよかった!This Love やSunday Morningなどの ヒット曲、それからなんとAlicia KeysのIf I ain’t Got youのカバーまで披露してくれました。 飛び跳ねすぎて、くたくたです。。でも楽しかった!
"Miroku" @ Lincoln Center Festival, New York
週末を利用して、NYに行き、 リンカーン・センター・フェスティバルで上演された日本人振付家の 勅使河原三郎さんのダンス「Miroku」を観てきました。 今回は、勅使河原さんの完全なソロ舞台。 こんなに大きな舞台で、1時間以上もソロを踊るというのは、ものすごく プレッシャーとエネルギーが要ることなんだろうな・・すごい・・と思いつつ、 ドキドキしながらいざ開演へ。 ブルーを基調にした照明が次々と替わり、その中で光と影と踊る勅使河原さん。 音楽制作にも自分で関わっているらしく、エレクトロニックでヘヴィーな音楽も かっこいい。 世界に引き込まれた1時間でした!
Andrew Birdのクリニックに行ってきました。 Andrew Bird's Clinic@BPC
今日は、シンガー/ソングライターであり、マルチ・インストゥルメンタリストの アンドリュー・バードのクリニックに行ってきました! バイオリン、ギター、口笛、グロッケンシュピールを1人で弾きこなし、ループマシーンを 使って、とても美しい世界観を創りだすアンドリュー・バードのライブに、BPCいっぱいの バークリー生も大興奮! 1曲終わるごとに、ものすごい歓声でした。 特に、彼の口笛は、ただの口笛と思えないほどふくよかで、透明感があって、 本当にひとつの「楽器」の音色で、惹き込まれました。 演奏の後の、Q&Aのコーナーも、アンドリューに質問があるバークリー生が殺到して、 時間が足りなくなってしまったほど。 丁寧に、言葉を選びながらぽつぽつと語るアンドリュー。 最後にまた、2曲ほど、演奏してくれたのですが、本当にもっともっと聞いていたい、 あたたかな音楽でした!
只今、就活中!⑤最終回 the way to Internship & Job⑤ New Beginning
卒業を間近に控えたバークリー生にとって、卒業後どうするかというのはとても 大きな悩みです。 日本に帰るか?アメリカに残るか?アメリカに残るにしても、どこの街で生きていく のか?進学するのか?ギグをするのか?インターンをするのか? どうやって稼げばいいのか?今回の就活シリーズは、私が実際に、卒業を控え、進路を探し始めたので、 こうしてここにブログを書くことになりました。 ひとくちにバークリー生、ミュージシャンだと言っても、勉強していること、 やりたいこと、目指しているものは本当に人それぞれです。パフォーマンス、 作曲、ミュージックセラピー、ミュージックビジネス、など、さまざまな 分野があり、それによって、進路も大きく違ってきます。 このブログでは、アメリカの会社でのインターンシップについて書きましたが、 進路について迷っている人は、自分のやりたい分野で活躍しているバークリーの 卒業生に直接連絡を取ってみるという手もとても良いと思います。 Career Development Centerに行くと、卒業生の連絡先を教えてくれるので、 シャイにならず、積極的に卒業生に連絡してみましょう。 留学後の進路というのは、本当にいろいろな選択をしなくてはならないし、 どの道を選んでも、迷い続けるし、何かを捨てたりしなくてはならないと 思います。でも人生は長いので、すぐに理想の仕事をできなくても、くじけず、 長い目で見て行くことが大切だと思います。 このブログが、少しでも、アメリカで進路に悩む学生の役に立ちますように・・。 夢に向かって、がんばれバークリー生!
只今、就活中!④インターンへの面接 the way to Internship & Job④ Interview for internship position
さて、興味のある会社へのApplyが終わったら、返事が来るまで、のんびりゆったりと 待ちます。この時間がとても長く感じられるのですが、考えても仕方が無いので、 ここはひとつ、できるだけ他の勉強に集中したり、練習したり、友達と楽しく過ごしたり して気楽に待ちましょう! 会社からの連絡を待っている間、来る面接のためにしておくべきこと、 the Office of Experiential Learning のスタッフが教えてくれたので、書いておきます。 1.リサーチ 面接をしてくれる人の名前は覚えておく。会社のHPなどで、その会社について の基礎知識を学んでおく。 2.練習 自分に出来ること、強み、経験、将来の希望、志望動機など、聞かれても困らない ように練習! 質問もたくさん用意しましょう。 そして、実際に会社から連絡が来たら、いよいよ・・面接です!! 「バークリーによるバークリー生のための面接の心得 第10か条」 1.しっかり握手をして、スマイル。 2.自信を持って、相手の言うことを注意深く、興味を持って聞く。 3.ガムやタバコは絶対ダメ! 携帯の電源を切るのも忘れずに。 4.緊張しすぎず、しかし姿勢は正しましょう。 5.相手の質問をしっかりと聞きましょう。 6.はきはきと答えましょう。とめどもなく話すのはNG。 7.質問は、事前によく考えたものをしましょう。 8.ありのままで! 9.「Thank you」をしっかりと言いましょう。 10.面接後は「Thank you letter」を必ず出しましょう! 以上。 音楽学校らしからぬブログでしたが、しかし、音楽の世界でも、インターンでなく ても、自分を売込む時は、こういうことが必要になるときが必ず訪れると思います。 私の経験では、インターンの面接では、やはり、自分は将来何がしたいのかきちんと 答えられること、その会社にとって自分を採用するメリットは何かきちんと答え られること、自信を持って明るく話すこと、その3つが大事なように思いました。 それから、面接後、Thank you letterは、メールでもいいので必ず送りましょう。
5-week program参加者インタビュー 馬場智章さん
バークリーの夏学期は、賑やかです。 なぜなら、中学生と高校生のための夏期集中プログラム「5-week」が始まるからです。 今年も、バークリーの夏は若きミュージシャンでいっぱいです。 というわけで、「5-week」の参加者の1人であり、Full Scholarshipの受賞者でも あるサックスプレイヤー、馬場智章さんに「5-week」について聞いてみました! 馬場さんは、札幌出身の、現在高校3年生。 楽器はテナー・サックスで、この「5-week」は、早くも4回目の参加です。 –「5-week」ではどんなクラスをとっていますか? –Music Theory、Musicianship、Big band やTower of Powerといったアンサンブル、 プライベート・レッスン、そしてその他に、各楽器から選ばれた人が参加出来る Jazz Workshopというプログラムを受けています。レッスンは、Terri Lyne Carrington に教えてもらっています。 –1日のスケジュールはどのような感じですか? –午前中にはMusic Theory、インプロのクラスやプライベート・レッスンを受けて 午後は2時から6時までアンサンブルのクラスがあります。 月曜日の午後には、バークリー・パフォーマンス・センターで、先生たちや有名な ミュージシャンのパフォーマンスがあって、それを見に行っていますね(ちなみに、 インタビューをしたこの日はTerri Lyne Carringtonのパフォーマンスでした!)。 –自分のパフォーマンスの本番はありますか? –「5-week」最後の週にBlow Out Concert、それからTerri Lyne Carringtonの Workshopのコンサート、タイガー大越さんと一緒にやるコンサート、それから レコーディングもあります。 –今年の「5-week」の目標は何でしょう? –やっぱり今までより上達して帰りたいです。それから来年バークリーに進学を控えていて この間auditionがあったのですが、Full Scholarshipをとりたいです。 1週間、びっちりと音楽詰めのスケジュールで充実の5週間。 これからが本当に楽しみです!
只今、就活中!③インターンへの応募 the way to Internship & Job③ Apply for internship position
インターン募集中の会社のデータベースへアクセスし、面白そうな会社を見つけたら、 いざ応募開始です! データベースには、ボストンだけではなくL.A.やN.Y.などアメリカの様々な都市の 音楽会社からのインターン募集がたくさんありました。 職種もさまざまで、ミュージックビジネス関係の会社から、レコーディングスタジオ、 プロ・ミュージシャンのアシスタント、などなど。 自分に合いそうな、興味のある会社を見つけたら、まず応募内容をよく読んで、 それからその会社のwebsiteなどを見たりGoogleで検索したりして、よくリサーチ! やりたいことを限定しすぎずに、Open Mindになってみることも大切です。 会社に応募する時は、Resume(履歴書)と、Cover Letterという会社に送る手紙の ふたつが必要です。 このふたつの書き方も、the Office of Experiential Learningのスタッフがほぼ毎日 相談に乗り、添削してくれます。留学生にとっては、本当に心強い味方です。 ResumeとCover Letterが書けたら、オンライン上で、いざ応募!!
只今、就活中!②インターンを探し始める the way to internship & job ②Office of Experiential Learning
OPTビザ申請と同時に、いよいよ、就活開始です! といっても、外国人がポンっとアメリカの企業に就職することは簡単ではありません。 そこで! 私はインターンをまず探してみることにしました。 バークリーには、Office of Experiential Learningというインターンのための オフィスがあり、そこに行くとスタッフが気軽に相談に応じてくれます。 アメリカの学生は、学生のうちから夏休みなどを利用して企業でインターンを する人が多く、企業の方も、インターンの経験が無い学生はなかなか 雇ってくれないことが多いそうです。 インターンは、会社のWebsiteなどに告知している場合や、オンラインで探せる サイトもあったり、知り合いの紹介であったり、個人的にインターンを探す人 も多いのですが、バークリーを通じてインターンを探すと、インターンの期間中に 何か困ったことがあったら、Office of Experiential Centerの人に相談出来るし、 単位が欲しい人は単位を取得出来るし、留学生にとってはとても心強いサポートを 得られると思います。 まず、インターンを探すにあたってのWorkshopを受け、それからオンライン・データ ベースにアクセス出来るパスワードをもらい、いざインターンリサーチ開始です!
New Yorkの街中にカラフルピアノが出現! Colorful Pianos on the streets of NYC for everybody!
6月から7月にかけて、New Yorkの街中に、こんなカラフルなピアノが出現し、 通りすがりの誰でも自由にピアノを弾けるそうです! これは”Play me, I’m Yours”、Luke Jerramというイギリスのアーティストが始めた 活動で、Lukeさんは、今までにもロンドン、バルセロナ、シドニーなど世界各地で このイベントを開催しているそうです。 http://www.streetpianos.com/ マンハッタンとブルックリンに、60個ものピアノが道端に置かれて、誰でもいつ でも弾けちゃうなんて、すごい!! ピアノも、アーティストと子供たちで、カラフルにペイントしたそうです。 ボストンと、日本でもやってほしい!
ロック/ドキュメンタリー映画「Call+Response」の上映会@バークリー Rockumentary "Call+Response"@Berklee
今日はBerkleeのMedia Centerにて、Justin Dillon監督の「Call + Response」という ロック/ドキュメンタリー映画の上映会に行ってきました。 この映画は、アジアやアフリカ、南米の貧しい国々から、アメリカへ奴隷として売られて いて水商売をさせられている子供と女性たちの事実を追ったドキュメンタリー。 こんなことが実際にあるとは信じられなかったのですが、アメリカに奴隷を売る マーケットは年々拡大していて、そのために莫大なお金が動いているそうです。 家族を養うために体を売ることになった女の子たち。彼らは、アメリカに連れ去られて 小さな部屋に隔離されて生活しているので、他に行き場がないのです。 ある活動家が、奴隷として働いていた1人の女の子を、本来の村に連れ戻してあげた そうなのですが、その女の子はもう何年も「お前の居場所はここしかないのだ」と 教え込まれて育ったために、なんと、また水商売をしている場所に戻って行ったという 話を聞いたときは、本当に心が痛みました・・。 シンガー/ソングライターでもある監督のJustinさんは、他のミュージシャンに呼びかけて、 Human Trafficking撲滅のためのコンサートを開き、Cold War Kids、Moby、Matishyahu、 Natasha Bedingfieldなどロック/ポップ界の新星たちの音楽を聞ける音楽映画にも なっています。 Berkleeで行われた上映会には、Justinさん自ら参加してくれ、上映後、質疑応答も 開かれました。 とても心の痛む映画ではあったけれど、見ることができて本当に良かったです。
独立記念日の花火! Fireworks on July 4th
今日は、アメリカの独立記念日! ということで、ボストンのチャールズ河では大きな花火が打ち上げられます。 アメリカには、日本のように花火大会がないので、今日は花火を見られる チャンス! 私は花火が大好きなので、見ないわけにいかない!と思い、友達と出かけました。 チャールズ河沿いには、ボストンにもこんなに人がたくさんいたのか!?と びっくりするほど、たくさんの人。 そして花火です、ご覧ください! さすが、アメリカ・・! ドドドドドドドッと容赦ない打ち上げで、見ている人は大盛り上がり。 日本の、切なくなるような哀愁漂う花火とはちょっと違いましたが、 とっても楽しかったです。
只今、就活中!①Visaの更新 the way to Internship & job①Get OPT VISA
私は今学期でバークリーを卒業するので、只今9月に向けて、就職活動をして います。 9月からもアメリカに残る予定なので、まずは、VISAの更新! F-1という学生ビザは、卒業とともに切れてしまうので、9月からはOptional Practical Training(略してOPT)というVISAを新しく取得しなくてはなりません。 このVISAは、アメリカの学校で専攻した分野(バークリーの場合は音楽ですね) を、社会の中で実践するために与えられるVISAで、最長1年間。この間に、インターン や就職、ギグなどが出来、うまくいけば、その後のVISA更新につながるという訳です。 まずは、いろいろな書類を書き込んで、学校に提出。 仕事をしようにも、まずVISAがないとどうにもなりません!! そして、学校からの連絡を待ちます!
シンディ・ローパーのコンサートに行ってきました! Cyndi Lauper's Show@House of Blues
今日は、なんとシンディ・ローパーのコンサートに行ってきました! シンディ・ローパーと言えば、私の小さい頃、お父さんがよくTime After Timeを 車の中でかけていて、伝説上の人物かと思っていました。そのシンディの歌を 生で聴けるなんて、しかも、チケットはたったの35ドルなんて、すごい! コンサート会場は、House of Bluesというバークリーから徒歩10分のところにある ライブハウス。Opening Actが終わり、熱気もむんむんのところに、現れた シンディ!! 燃えるような真っ赤な髪に、白と黒でまとめたクールの衣装。 自由に飛び跳ねながら歌うそのお茶目っぷりは、まさに永遠のガール!! 前半は、ブルースを中心に、そして後半は、かの有名なGirls Just wanna have fun、そしてTime after Timeなど、昔と全然変わらないキュートでパワフルな 歌声で熱唱してくれました。 アンコールは、もちろん、True Colors。 憧れのミュージシャンの歌声を生で聴くことができて、とても幸せでした!
사리 나카무라의 재즈 리사이틀- Sari Nakamura's Jazz Recital
재즈보컬. 단순한 가수라고 생각하지 않고 아티스트라고 생각합니다. 재즈 보컬과 대중가요 보컬과 다른점은 보컬만 돋보이는 일반 장르와 달리 재즈 보컬은 다른 악기와의 앙상블을 중요시하여 목소리를 하나의 악기로 간주하기 때문이죠. 함께 연주하는 연주자와 악기의 소리에 따라, 또한 보컬리스트의 느낌에 따라 전혀 다른 노래가 탄생 할 수 있습니다. 며칠전 우연히 1140빌딩에 갔다가 때마침 시작하는 리사이틀이 있어서 (1140 빌딩 리사이틀홀 1w 가 있는 복도) 들리게 됬습니다. 사리 나카무라 [...]
